岩波書店辞典編集部『ことばの道草』で好きな日本語を探し、その成り立ちを知る
語源をたずねると、「ことば」が身近になる。語義の変化を知ると、「ことば」の豊かさを実感する。 『ことばの道草』 ふらっと立ち寄った古本屋さんで見つけた『ことばの道草』。岩波書店辞典編集部が編集した本で、『広辞苑』から集め...
語源をたずねると、「ことば」が身近になる。語義の変化を知ると、「ことば」の豊かさを実感する。 『ことばの道草』 ふらっと立ち寄った古本屋さんで見つけた『ことばの道草』。岩波書店辞典編集部が編集した本で、『広辞苑』から集め...
コッペパン。名前を聞くだけでノスタルジーを感じる。子どもの頃から何百回と食べてきたであろうそれは、今もなお、個人的に好きなパンランキングの上位に君臨している。 だから私が『コッペパンの本』に一目惚れし、即座にレジに向かっ...
気が付けば、毎日キッチンに立っている。食事を作るのはもちろん、ちょっと飲み物やおつまみを用意したり、何か食べものはないかと漁りにいったり……とにかく一日に一度、いや、数度は必ず行く場所なので、居心地がよいに越したことはな...
私の人生は、さまざまな本から得た影響でできている。悩みを解決してくれたり、新しい知識を教えてくれたり、気持ちに寄り添ってくれたり……たくさんの本が、私の今をつくっている。 では、世の中の人たちはどうなのだろうか。いったい...
翻訳作品に抵抗がある、という人は意外に多いような気がする。海外文学が好きだと言った際に「翻訳が苦手」と言われたこともあるし、英米から影響を受けた日本作家の作品(つまり、“英語っぽい”文章)を「何となく好きになれない」とい...
初めてインドに行ったとき、そのあまりの「異国感」に驚いた。ヨーロッパや韓国に行ったときは外国ではあったけれど身近というか、馴染みのある感じがしたのに、インドはまったくの別世界。文化が違いすぎて衝撃的であったことを覚えてい...
柴田元幸さん編集の雑誌『MONKEY』、vol.10のテーマは「映画を夢みて」。映画にまつわるエッセイや小説、翻訳作品、さらには脚本まで掲載されており、映画×言葉の面白さがふんだんに詰まっていた。 カズオ・イシグロの劇作...
一読者の私が思うに、村上春樹さんは読者との対話をかなり大事にしている作家だと思う。メディアに大々的に出てくるわけではないが、読者の疑問に真摯に答えてくれていることに、ファンとしてはありがたみを感じる。 『村上さんのところ...
『漱石全集を買った日』は、古本屋を営む山本さんと、その客である清水さん(本書内ではゆずぽん)の古本を巡る対談。清水さんがどのようにして古本と出会い、ハマっていったのかを紐解いている。 面白い本や古本屋さんが知れるかなあと...
今年に入ってから、ますます文房具愛が募っている。特に紙製品には目がなく、雑貨屋などに行くとついつい使い切れもしないのに、レターセットやらシールやらメモ帳やらを物色してしまう。 しかし、今年からはコラージュを趣味にしたので...