紙とインキの同人誌「CDT」03。スクラップされた料理の思い出たち
「CDT」は形といいデザインといい、飛び出している留め具(コレクションするのに便利!)といい、インパクトのある見た目をしている。表紙は紙を切り貼りしたコラージュのようになっていて「なんだこのZINEは!?」と一気に吸い寄...
「CDT」は形といいデザインといい、飛び出している留め具(コレクションするのに便利!)といい、インパクトのある見た目をしている。表紙は紙を切り貼りしたコラージュのようになっていて「なんだこのZINEは!?」と一気に吸い寄...
「大人ごはん」は「人から見ればありふれた、なんでもない日常を、自分ごととして再発見すること」を目指した雑誌。どんな人にも欠かせない「食」をコンセプトとし、さまざまな人物の食生活をインタビューやコラム、座談会形式で掲載して...
沖縄ではじめて「三枚肉」という言葉を聞いたとき、「いったいどんな肉なんだ?」と疑問符が頭上を舞った。 ちなみに私の弟は「三枚の肉だと思った」そうで、実際に三枚の豚肉がのった沖縄そばを疑いもなく食べたと言う。しかし後に「次...
結局、カレーが好きだ。好きな食べものランキングは日々変動するし、年々新しい「美味しい」を見つけている。でも結局、カレーに帰ってきている。カレーがないと、生活はかなり困る。 コロナ禍は良くも悪くも生活を変えたけれど、その中...
以前、食のイベントに出席した際、とある外国人シェフが「御重」に料理を盛りつけていた。入っているおかずが和食でないことも、余白を持たせながら盛り付けていることも新鮮であった。 よく考えてみると、何も“和食をめいっぱい詰めな...
穂村弘さんの食にまつわるエッセイ『きみがいない夜のごはん』では、日常の食に関する不思議が綴られている。ふだん考えたこともなかったが、読んでいると「なるほど……」と妙に納得させられることも多い。 ゆるりとした文章に心は落ち...
マンガは凄い。今までまったく知る機会のなかった業界のことだって、わかりやすく教えてくれる。 仔鹿リオさんの『八百森のエリー』は、なんと青果市場の仲卸業者を主役にした物語。農家、あるいは野菜等の販売を行っている人々の話はあ...
お菓子の新商品があると、ついつい手を伸ばしてしまう。しかしながら、今までいったいどんなふうにそれらが作られているのか知らなかった。 そんな折、フジテレビ系列の番組「セブンルール」にて、大手チョコレートメーカー「ロッテ」の...
ビールは旨い。そんなことはわかっているが、いったいこの旨さはどこからやってくるのだろうか。つくられる過程はなんとなくわかっているものの、その味の決め手はどこにあるのか、ビールの美味しさへの疑問は尽きない。 そんな折に知っ...
沖縄料理にかつおだしは欠かせない。 沖縄そばや中身汁、いなむどぅちなどの汁物にもだいたい使用されているし、ゴーヤーチャンプルーなどの炒めものやしりしりには、かつおだしを加えたり、かつおぶしをたっぷりかけることもある。 こ...