子どもの頃の交換日記は、今思えば「ZINE」のようだった。無意識に個性を残した作品

映画『青葉家のテーブル』では、美大の予備校に通う女の子二人がZINEを作るシーンがある。お互い一ページずつ好きなことを書いて交換しながら、完成させていく。内容は日記であったりデッサンであったり、コラージュしていたりと、ページによって全く異なる。二人の個性でZINEはどんどん彩られていき、厚みを増していく。

青葉家のテーブル公式ホームページ

このシーンを見たとき、ふと、子どもの頃にしていた「交換日記」のことを思い出した。

ZINEのようにして作った交換日記

小学生の頃、いろんな友達と交換日記をしていた。その日にあった出来事や、楽しかったこと、悲しかったことなどを書いて次の人に回す。文章だけでなく、イラストを描いたりシールを貼ったりしたこともあった。

今になって、なんだかあれは、ZINEのようなものだったのかもしれないと思う。無意識のうちに個性をむき出しにした、一種の作品だったのかもしれない。

たいしたことは書いていないし、たぶん今見ても恥ずかしいだけだろうけど……あのときの小さな経験は、感情を整理したり、自分を形作ったりしていくうえで、とても大事なことだったのではないだろうか。

それにしても交換日記たちはどこに行ったのだろう? どれもいつの間にかどこかに行って、消えていってしまった……

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ひまわり
飲食店一家育ち・英文学の院卒。食べることと読むことによって自分を満たすタイプの人間。 美味しかったもの・面白かった本の感想、食と文学にまつわる学び・雑感を日々記録しています!