【イギリス文学旅の思い出】キーツハウスでノスタルジーに浸る

ジョン・キーツの「ode to a nightingale」を初めて読んだとき、胸がいっぱいになって泣きそうになったことを覚えている。これまで詩を読んでここまで衝撃を受けたことがなかったので、驚いた。以来、キーツは私にとって、思い入れのある詩人になっている。

2009年に公開された映画『ブライト・スター いちばん美しい恋の詩』もリアルタイムで拝見した。作品そのものも良かったのだが、ファニーのファッションがかわいくて素敵だったなあ……

大学を卒業する際、キーツがかつて住んでいた家を博物館にした「キーツハウス」に伺ったことがあった。内部は当時の様子を忠実に再現した部屋や、彼の活動の軌跡が展示されていた。

美しい外観、なぜか懐かしさを感じた場所

キーツハウスの入口。

外観。美しい白い建物が目印。

初めて伺ったというのに、懐かしさのようなものを感じた。温かい場所だった。

忙しない日常の中で、キーツの作品を読む機会もずいぶん減ってしまったが、今こそ詩にゆっくり浸る日があってもいいかもしれないな。

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襟田 あいま
食べること・読むことがとにかく好き。食と本にまつわる雑感を日々記録しています。