「メタルマクベス」disc3鑑賞、ぐるりと動く迫力の舞台――シェイクスピア『マクベス』

『メタルマクベス』を観に行った。シェイクスピアの作品『マクベス』を題材にした舞台で、衣装や音楽がメタル仕様になっている。また、キャストはdisc1~3の3パターンあり、今回はdisc3を拝見した。

ストーリーは原作と同様。演出はいのうえひでのり氏、脚本は宮藤官九郎氏が担当されていた。

劇中はメタルやパンクなどの音楽が飛び交うほか、ビジュアル系バンドやゴスロリも登場。しかし大筋は原作を踏襲していて、360℃回る舞台も迫力あったし、何より長澤まさみさん演じる夫人が最高にロックでかっこ良かった。

個人的にはスタートしてすぐの魔女たちの会話のシーンで、使う訳は松岡先生のか小田島先生のかで揉めるところが好きだった……日本のシェイクスピア劇あるある……

それにしても、私は『マクベス』に関してはずっと大幅アレンジされた演劇ばかり拝見している。そろそろストレートなものを観てみたいところである。

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襟田 あいま
食べること・読むことがとにかく好き。食と本にまつわる雑感を日々記録しています。