サマセット・モーム『読書案内 世界文学』。本オタクによる、本オタクのための本
『読書案内 世界文学』はイギリスの作家、サマセット・モームが好きな作家や本を語り尽くした一冊。「読書は楽しくなければならない」とし、とにかく「この作家のここがいい」「この本のここが面白い」と書き連ねている。本オタクとして...
『読書案内 世界文学』はイギリスの作家、サマセット・モームが好きな作家や本を語り尽くした一冊。「読書は楽しくなければならない」とし、とにかく「この作家のここがいい」「この本のここが面白い」と書き連ねている。本オタクとして...
相変わらずの、食器大好きマン。器が売ってそうな店を見つけてはさっと入り、ハンターの如く獲物(?)を探し求め……とは大げさだが、とにかくかわいい器が売っているとすぐに手に取ってしまう。あんまり買っても使えないから……と我慢...
『椿屋珈琲店』の好きなところはたくさんある。落ち着いた大正ロマンの店内、こだわりの自家焙煎コーヒーや紅茶、スタッフさんの服装……が、しかし、最も好きなのは、とにかくケーキが大きくて美味しいところだ!!!! プレミアム紅茶...
韓国ドラマを観まくっているせいもあり、無性に韓国料理が食べたくなる。先日はふいに「うわっサムギョプサルを食べたい!!」と脳が思い始めて、どうしても食べずにはいられず、専門店『とんちゃん』へと向かった。 同店は恵比寿や渋谷...
角田光代さんはエッセイ『世界中で迷子になって』の中で、20代の旅について「20歳の私になかったいちばん大きなものは、余裕だったと思う」と綴っていた。 何かしなきゃいけない、と私は思いこんでいた。何か体験しなくちゃいけない...
コロナ禍の規制が少しずつ緩和されて、街を歩いていると外国人観光客もよく見かけるようになった。じっと自粛に耐えてきた人たちも、今年こそは旅に出ようと考えていたりするかもしれない。かくいう私も、気軽な旅行をしたいなあと検討中...
トーストやホットケーキにバターを塗っているとき、料理にバターを使うとき、ふいに「バターだけ食べたいなあ」と思うことがある。レーズンバターは大好きだし、バター風味のおやつにも目がない。自覚はあんまりなかったけれど、私は実の...
コロナ禍を経て、夜中に出歩くことが極端に減った。昼間が私の暮らしの中心にあり、夜は眠り、休みの時間となっている。しかし、私が眠っている間にも、世の中を支えてくれる人たちがいることを、忘れたくはない。24時間365日、誰か...
『未来のサイズ』は2013年~2020年の俵万智さんの短歌がまとめられている。俵さんの作品を読みたいなあと思い手に取り、実際楽しく拝見した。……のだが、取り上げているテーマが時事的なものが多いゆえに、思いのほか、ここ10...
マンガ『しあわせは食べて寝て待て』の主人公・麦巻さんは、パッと見ではわからない難病を抱えている。働けないわけではないけれど、毎日勤務するのは難しかったり、風邪を引きやすかったりして、しんどさを抱えている。 読み始めた時、...