東新宿のカレー店『サンラサー』、美味しさのヒミツ 「セブンルール」2020年3月3日



東新宿のオフィス街にあるカレー屋『サンラサー』。お店は小ぢんまりとしていて、大人6人がカウンターで立ち食いすると埋まるくらいの大きさ。しかし、その美味しさが口コミで広がり、行列の絶えない店になっているのだという。フジテレビ系列の番組「セブンルール」から、人気の秘密を学んだ。

カレーを“辛くしない”

同店のメニューは定番カレーと週替わりカレーの二種類。あいがけもあり、一番人気だそうだ。営業はランチのみで、30食限定。

オーナーの有澤さんによれば、『サンラサー』のカレーは基本的に辛くしていないという。辛いこととスパイシーであることは必ずしもイコールではないからだ。これまで300種類以上のカレーを作ってきたそうだが、そのほとんどが子どもでも食べられる辛さ。「今日食べて、明日も食べたくなるようなカレーを作りたい」とおっしゃっているのが印象的だった。

私もカレーは好きだし辛いものもそこそこ好きではあるが、毎日食べるとなるとやはり、体に負担のかからないものがいいと感じる。毎日食べられるよう工夫されているからこそ、週に何度も行く常連さんもいるとのこと。

季節によってメニューを変える

カレーと聞くと、メニューはある程度固定されているようなイメージもあるが、同店では季節によってメニューを変えている。

先にメニューは定番と週替わりがある、と紹介したが、この定番カレーも、毎月替えているそうだ。「夏だったら余分な熱をとってくれるようなスパイスたちを使って美味しいカレーにするし、冬は体を温めてくれるようなスパイスを使って美味しいカレーにするってなると、結果的に1ヵ月くらいがだいたい(同じカレーを続ける)限界ですね」。

インドの漬物として知られる「アチャール」も、旬の食材を使って作る。同店ではきんかん、牡蠣、大根、芽キャベツ、鶏モツ、ゆずなど、実にさまざまな食材が使われていて驚く。私が知っているアチャールのイメージが、大きく覆された。

スパイス+旬の食材を使うカレーは、体も心も喜ぶ。お客さんも「体調が悪い時に食べると元気になる」と言っていて、ある種、『サンラサー』に通うことが健康法になっている人もいるんだなあと感心した。

料理の成り立ちまで学び、伝える

本編を通して、インドではこうしている、スパイスにはこういう役割がある、といった理論や歴史的背景、慣習などを解説しているシーンも心に残った。カレーが美味しい、それだけでも十分ではあるが、個人的に理論面を教えてくれるのはすごくありがたい。自分も勉強になるし、こうした知識を活かしながらメニューを作ってくれているんだなという信頼感もある。

東新宿で6席、30食限定ともなれば食べられるタイミングは少ないかもしれないが、それでも並んでみたい、魅力的なお店だと感じた。

サンラサー公式ホームページ

セブンルール公式ホームページ



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たけの
フリーの編集者・ライター。食関連の書籍・雑誌・Webサイトで活動中。祖父母は定食屋、両親はレストランを経営。飲食店一家に生まれ、食の虜に。美味しい飲食店や料理、食文化・歴史・ニュースなどを発信しています。