「スロー・クック」で心を豊かに。短い時間でもしっかり料理を楽しむ



バタバタとせわしなく日々を過ごしていると、料理をする余裕がなくなる。テイクアウトやデリバリーで済ますことも当然、ある。でも私は本当は、ちゃんと料理がしたい。料理は、心を豊かにしてくれるから。

スロー・クックという概念を知る

スープ作家・有賀薫さんのスロー・クックに関するnoteを読んだ。スロークックとは、時間を大切にしながら料理をつくろうとする考え方のこと。

時短料理が流行して久しい。10~15分でつくれるようなすごいアイデアレシピが次々と登場し、検索すれば簡単に出てくるようになった。実際忙しいときには時短レシピがすごく助かる。ここ数年はつくりおきレシピも増えて、私を含めた現代人をますます支えてくれている。

この状況に対して有賀さんは「みんなの合理化はギリギリまで進んでいる」と綴っている。確かにそうだ。これ以上料理は時短も効率化もできないところまできている。そんな今こそ、とこのnoteで提唱されていたのが、一見その逆を行きそうな「スロー・クック」という考え方だった。

スロー・クックといっても、長い時間かけて料理しようというのではありません。短くてもいいから、ゆっくりと、時間を大切にしながら料理しませんか、という話です。なぜなら、それこそが時間の問題を解決する鍵だからです。
足りないのは、時間の「長さ」ではありません「厚み」なのです。

「スロー・クックでいこう」有賀薫

時短にも作り置きにも、疲れてしまった人もいるだろう。作業としての料理は、結構しんどい。だから今こそ、料理をしっかりとつくってみる。 忙しい日々の中でも料理に時間をかけることは、心を満たしてくれる。それがたとえ、 ほんの少しでも。

焦りつつ、手を抜いて品数を揃えるぐらいなら、1品をのんびり作った方がはるかに楽しく豊かです。スロー・クックがめざすのは、そういうことです。むやみに時間をかける丁寧さではなく、時間に奥行きやふくらみを持たせたいのです。

「スロー・クックでいこう」有賀薫
Foto-RabeによるPixabayからの画像

たまにはしっかり料理しよう。自分のために

料理は暮らしにある程度欠かせないものではあるし、合理化するのは当然ともいえるだろう。しかし私たちは、あまりに効率化を求めすぎている気もする。

ときには少しの時間でもしっかりと料理をしてみる。するときっと、不思議と心が満たされる。それは心の余裕にもつながるし、その余裕が、仕事やほかのやらなければいけない作業をスムーズに行うことにもつながるかもしれない。意外にも、求めていた効率化にたどり着けるのかもしれないのだ。

いずれにせよ、私たちは自分のために、もっと料理を楽しむ必要がある。忙しい中でも、そのことを忘れずにいたい。



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