トーストやホットケーキにバターを塗っているとき、料理にバターを使うとき、ふいに「バターだけ食べたいなあ」と思うことがある。レーズンバターは大好きだし、バター風味のおやつにも目がない。自覚はあんまりなかったけれど、私は実のところ、結構なバター好きらしい。
それならば、もっとバターの種類や美味しい食べ方について学んでみたい。というわけで、いくつかバターにまつわる本を読んでみた。特に参考になったものをまとめておく。
バターの本 日本のおいしいナショナルバター&クラフトバター
全国各地から美味しいバターをかき集め、味わいの特徴や食べ方を徹底解説している一冊。料理人・料理家にも愛用者が多い「よつ葉」や、六花亭「マルセイバターサンド」のバターを家庭向けに作った「十勝マルセイバタ」など、目を惹く商品がたっぷり。冒頭の伊藤まさこさんコラム「わたしのバターの楽しみ方。」の、バターナイフコレクションも楽しい。
技あり!Dancyuバター
グルメな著名人たちの、バターの食べ方&活用レシピ集。トースト、ムニエル、じゃがバターなどの定番に加え、おつまみ、家庭料理、変わり種レシピも満載である。味噌や醤油といった他の調味料との組み合わせや、昨今よく聞くようになった「焦がしバター」のコツも。
バターは調味料。ほんの少し使うだけでおいしくなる
バターの本場フランスでは、油ではなく調味料として扱われている! そこで本書は、少量のバターを上手に活用し、料理をぐんと美味しくするレシピを紹介。肉、魚介、野菜、卵、粉、スイーツと、食材ごとにカテゴリー分けし、わかりやすく解説している。
バターはそれ単体でもうっとりするほど美味しいが、さまざまな調味料や食材と組み合わせることで、よりパワーを発揮する。今後ももっと楽しみ方を学んでいきたい。
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