トーストやホットケーキにバターを塗っているとき、料理にバターを使うとき、ふいに「バターだけ食べたいなあ」と思うことがある。レーズンバターは大好きだし、バター風味のおやつにも目がない。自覚はあんまりなかったけれど、私は実のところ、結構なバター好きらしい。
だからグラフィック社編集部の『バターの本』を見つけたとき、「天才か?」と呟いてしまった。私が今、欲している情報が詰まりに詰まった、バター好きのための本であった。気になるバターも楽しみ方も、たくさん見つかった。
よつ葉「パンにおいしいよつ葉バター」
料理人の方や料理研究家の方などが使っているとよく聞く「よつ葉」のバター。コーポレートスローガンは「北海道のおいしさを、まっすぐ。」ということで、北海道十勝産の生乳で作られている。種類もたくさん出ているが、なかでも本書で気になったのが、「パンにおいしい」のシリーズ。普通のと、発酵バターがあるようである。発酵バターのほうはほんのり酸味があるらしく、ジャムと一緒が美味しいとあった。食べ比べしてみたい!
六花亭「十勝マルセイバタ」
六花亭「マルセイバターサンド」のバターを家庭向けに作ったものらしい。バターサンド大好きなので、絶対食べてみたい。パッケージもあの、バターサンドと同じデザインでかわいい……ラムレーズンと合わせて、レーズンバターにするのもいいなあ……
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パインテールファーム株式会社「プレミアムオリーブ発酵バター」
エクストラヴァージンオリーブオイルと発酵バターを配合したバター。風味が良さそう。パンに塗るほかにもパスタや洋食にも使えそうで◎。フレーバーバターを何か試してみたかったので、これを買ってみよう。
バターナイフを楽しむというアイデア
冒頭の伊藤まさこさん「わたしのバターの楽しみ方。」にて「バターナイフをついつい買ってしまう」という話と、バターナイフの写真があって、これがすごく好きだった。我が家は最低限しかないし、特に気に入っているというわけでもないから、新しいお気に入りのバターナイフを手に入れたいところ。バターをプレゼントする際にバターナイフをつけることもあるというから、いいなあと思ってる。
日ごろ使っているバターは、スーパーで簡単に手に入れられるもの。あまりこだわって選んでいるというわけではない。でも、バターにこんなに種類があって、おまけにバターナイフを集めるのも楽しそうで、バターの沼はかなり深い……次からは種類をいくつか買ってみたり、食べ比べしたりしてみたりしたいところ。
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