今井夏美『いい日だった、と眠れるように 私のための私のごはん』。ユニークレシピと食いしん坊ライフ
今井夏美さんの『いい日だった、と眠れるように 私のための私のごはん』。今井さんの日常生活で作っているお料理のレシピたちと、食卓まわりの話を綴ったエッセイがまとめられている。「『食いしん坊』と言われ続けた人生」(p.2)(...
今井夏美さんの『いい日だった、と眠れるように 私のための私のごはん』。今井さんの日常生活で作っているお料理のレシピたちと、食卓まわりの話を綴ったエッセイがまとめられている。「『食いしん坊』と言われ続けた人生」(p.2)(...
内田洋子さんの著書『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』は、予想以上に厚い本だった。SNSで「モンテレッジォという村の、本の行商人の話」といった紹介を見かけて、「へえ~、面白そう」と軽い気持ちで手に取った。こうい...
『レ・ミゼラブル』『三銃士』『椿姫』……フランス文学は日本でも数えきれないほどの作品が親しまれ、愛されている。かくいう私も、大好き。好きな作品は数知れず。 『フランス小説移入考』ではフランス文学が日本に浸透し始めた成り立...
伊藤まさこさんの『おいしいってなんだろ?』のまえがき、「できたら、なるべくたくさんのおいしいを味わって死にたい」という言葉には、全面同意。「おいしい」はいつだって楽しくて、嬉しくて、幸せ。生きているうちに、できるだけ味わ...
本棚を眺めるのは好きだ。だって、お気に入りの本しか入っていないから。 積読だって、何かしらに惹かれて購入したものだから、読んでいなくても「大好き」に変わりはない。自分の本棚は愛おしい。だから、本棚が好きな人の気持ちはすご...
『今日は誰にも愛されたかった』では、詩人の谷川俊太郎さん、歌人の岡野大嗣さん、木下龍也さんが順番に詩と短歌を読み、「連詩」を作っている。この連詩という形式、特に詩と短歌が組み合わさったものを、人生で初めて読んだ。各作品を...
まだまだ、使い勝手が良くて愛着のわく料理道具を探し求めている。今回は『「日本の手仕事・暮らしの道具店coto goto」の愛用品じまん』を読んで、今欲しいと思える料理道具を探してみた。思った以上にかわいくて素敵な道具ばか...
今回手に取った本は『世界のふしぎな色の名前』。ふだんの暮らしで見かける色から、世界各国の歴史や文化の中で生まれた色、植物や動物、ファッションの色まで、さまざまな色の特徴と由来を紹介している。 毒薬の色に由来した「ポイズン...
『ずっと使いたい世界の料理道具』は、海外製の料理道具をたっぷりと紹介している一冊。道具の特徴や使い勝手のみならず、開発秘話や生産元の企業理念まで細かく解説されていて、隅から隅まで読むのが楽しい。 今まで道具の生産国はあま...
ZINE。同人誌やリトルプレス、ミニコミといった呼び名でも知られる本。私も文学フリマのようなイベントや個人経営の本屋さんなどでたびたび購入している。一般的な書籍とは異なる個性があり、読むのが楽しい。 とはいえ、「ZINE...