文学経由で『ジョジョの奇妙な冒険』にドハマりした女。古典文学っぽい作りと魅力的な敵・ディオ
2022年の今になって、『ジョジョの奇妙な冒険』にドハマりしている。令和の、この、今に。なんだこの素晴らしい作品は。なぜ私は今までハマらなかったんだろう。それほどに、愛をもって、どっぷりと沼に浸かっている。 ハマれなかっ...
2022年の今になって、『ジョジョの奇妙な冒険』にドハマりしている。令和の、この、今に。なんだこの素晴らしい作品は。なぜ私は今までハマらなかったんだろう。それほどに、愛をもって、どっぷりと沼に浸かっている。 ハマれなかっ...
初めて伺ったレストランで、なぜか懐かしい匂いがした。不思議に感じたが、しばらくして「ああ、これは実家と同じだ」と気づいた。両親が営むレストランで何度も嗅いだことのある、飲食店の独特な匂い。 それは、具体的に何の匂い、と断...
好きだった飲食店が閉店した。悲しいやら、寂しいやらで感情がせわしない。 実を言うと、その店には長い間行けていなかった。好きな店だったものの、距離が遠いので行く機会を逸し続けていたのだった。 グリーンカレーが苦手だった私に...
ライターを生業としている。ともなると、仕事はまず「書くこと」である。しかしこの「書く」はなかなかにやっかい。 まず、必ず一定時間で書き終えられるとは限らない。内容によって時間は伸び縮みする。取材した内容が複雑であればさら...
私たち夫婦の日々の食事は、自炊が中心。料理は私の担当だ。デリバリーや外食に頼ることも多々あるが、夫と私の二人分をだいたい毎日、作っている。 一人暮らしの頃から自炊自体はしていたが、自分のためだけに作るのはどうも面倒くさい...
「THE BIG ISSUE」vol.386の特集は「タネ、食の安全保障」。地域の固定酒や在来種のタネを守ろうと活動する人々を取材した記事がいくつか掲載されていた。その中で、15歳で伝統野菜のタネを流通する会社を起業した...
「THE BIG ISSUE」vol.386に掲載されていた、小説家・小山田浩子さんのインタビューが面白かった。 編集プロダクションに勤められていた時のことが綴られていたのだが、取材して書いた原稿を先輩に見せたところ、「...
エッセイの好きなところに、「有益とは言い切れない、何気ない話がつらつらと書かれている」という点がある。誰かの個人的で、何でもない日常や雑感は面白い。 作家の村上春樹さんは『村上ラヂオ2:おおきなかぶ、むずかしいアボカド』...
「高岡市 藤子・F・不二雄ギャラリー」に続き、氷見市の「潮風ギャラリー」にもお邪魔。ここまで来るとまるで藤子不二雄ファンのようだが、実のところ、Ⓐ先生の作品にはそれほど詳しくなく、伺ってから「わ! これもそうだったのか!...
富山・高岡市を訪れた際、どうやらここは藤子・F・不二雄氏の出身地であるらしいことを知った。そして、それならば、と「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」に伺ったのだった。 2022年11月までやっている「時間旅行」...