料理家・高山なおみさんのやさしく温かな日々の記録『日々ごはん』①
『日々ごはん』は料理家・高山なおみさんの日記。第一巻は、2002年の春先から同年の夏が終わるまでの日々が綴られている。たくさんの美味しそうな食事が登場するほか、言葉選びが丁寧でじんわりと沁みる。ときどき読み返すと、心が浄...
『日々ごはん』は料理家・高山なおみさんの日記。第一巻は、2002年の春先から同年の夏が終わるまでの日々が綴られている。たくさんの美味しそうな食事が登場するほか、言葉選びが丁寧でじんわりと沁みる。ときどき読み返すと、心が浄...
日本語って豊かだ。ちょっとした状態の違いでもそれぞれにぴったりの表現があって、さまざまな言葉で説明することができる。 その中でも特に、「食」を表現する言葉は格別だと個人的に思う。食べる前の見た目や香り、食感、舌触り、味わ...
沖縄料理を食べるだけでは気づかなかったが、実際に作っている様子を見たり、自分でも作るようになってからは「手間を大切にしている料理だな」としみじみ感じるようになった。 もちろん、ぱぱっと作れる料理もあるのだが、下処理をした...
『英国一家、日本を食べる』は、トラベルジャーナリスト・フードジャーナリストとして知られるマイケル・ブース氏が日本全国を旅しながら和食を楽しみつくす過程が綴られた一冊。和食の良さがまったくわからなかったブース氏がみるみる和...
ケンジさんとシロさん、二人の生活が少しずつ変わりゆく中、それでも穏やかに食卓を囲む姿が変わらないことに、ほっとする。どんなに大変でも、忙しくても、やっぱりたまには身のまわりの人と一緒に食事をして、心と体をゆるやかに開放し...