お米の美味しい炊き方を知る。「セブンルール」2020/1/28 お米料理研究家 しらいのりこさん

和食が好きなので、ごはんは毎日、ほとんど欠かさず食べている。お米のブランドをいろいろ試すこともあり、自分なりにごはんを楽しんでいるつもりだった。

しかし、フジテレビ系列の番組「セブンルール」にて、お米料理研究家・しらいのりこさんが以下のようにコメントしていて、ハッとした。

お米も炊飯器も時代に合わせてどんどん進化しているのに
炊き方や研ぎ方が昔のままの人が多くて
ちょっと変えるだけで劇的に美味しくなったりするんですよ
そのちょっとをお伝えするために、私たちは頑張っている

「セブンルール」2020/1/28 お米料理研究家 しらいのりこさん

言われてみれば、私はすっかり炊飯器に任せっぱなし。炊き方や研ぎ方にこだわったことなどなかった。せっかくの美味しいお米も、それではもったいないのでは……? ということで、今回は同番組から得た、お米の正しい研ぎ方、炊き方を記録しておきたい。

ご飯を正しく、美味しく炊く方法とは?

しらいさんは正しいご飯の炊き方や美味しいご飯の食べ方を研究し、お米の可能性を追求。さまざまなイベントを行い、その知見を広めている。実際番組でも、イベントで料理講師をしている映像があったが、特にお米の炊き方については目から鱗の情報が多かった。

【1】お米はボウルで研ぐ

まず、お米はボウルで研ぐことが大切。炊飯器の釜で研いでしまいがちだが、そうすると釜の寿命が短くなるのだという。ザルで研ぐのも、ザルの目がお米を傷つけてしまうためにあまりよくない。

【2】研ぐ回数は2~3回に留める

研ぐ回数は2~3回。昔のお米はしっかり洗わなければ糠が取れなかったが、今のお米は精米技術が発達しているので、そこまで洗う必要がないそうだ。

逆に多めに研いでしまうと、お米が傷ついて割れることがあるといい、べちょっとした炊き上がりになってしまうらしい。水は透明になる必要はなく、うっすら透けて見えるくらいで止めるといいとのこと。

【3】吸水や蒸らしは炊飯器にまかせる

さらに、お米を水に浸して30分~1時間待つ、というような動作も必要ない。炊飯器はこうした吸水も含めてプログラムされているので、全部お任せでいいそう。炊き上がった後も蒸らして待つ必要もなく、すぐに取り出してよいとのこと。蒸らしまで含めて、炊飯器に任せることが美味しく炊き上がるコツだという。

炊飯器のアラームが鳴ったらすぐほぐし、お米を十字に切って底から混ぜ返す形で半返しすると、水分が程よく飛んで、ごはんが美味しく仕上がる。

お米の正しい研ぎ方・炊き方というと、何となく水に浸しておくなど細かな気配りが必要になりそうな気がしていたが、実際は「程よく炊飯器にまかせて、小さなポイントを押さえる」という感じ。ズボラな私でも出来そうで安心した。

家のごはんはできるだけ美味しく食べたいが、毎日強いこだわりを持って作り続けることは難しい。今回のごはんの炊き方のように、ほんの少しの工夫を積み重ねて、自炊の美味しさを追及していきたいところである。

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