テイクアウト・デリバリーで思いやりや優しさを感じる。そんなサービスに生かされている



新型コロナウイルスの影響が大きくなって、飲食店が大変なことになり、客側も飲食店に行きづらくなり……そして、テイクアウトやデリバリーの利用が一気に加速した。

初めにこの流れが来た時、便利になったと思う反面で「やはりテイクアウト・デリバリーだと、イートインならではのコミュニケーションやサービスが失われてしまうだろうな」という寂しさがあった。しかし、多くの店が「テイクアウトやデリバリーだからこそできること」をたくさん提供してくれた。コロナ禍で、私たちはそんな思いやりや優しさに生かされているのかもしれない。

手書きのメッセージが温かい

テイクアウトもデリバリーも、基本的に支払済みで食事を受け取るだけのケースが多い。その場合、店員さんとはほとんどコミュニケーションを取らない。デリバリーは非接触での受け取りがメインになってからは、配達してくれるスタッフさんにも会わずじまいだ。

そんなとき、包みを開いたその中から、手書きのメッセージを見つけると顔がほころぶ。例えば、こんなメッセージカード。

クリスピークリームのメッセージカード。とてもかわいい

あるいは、パッケージにそのまま書いてくれるケースもある。イラスト付きでコメントをもらったときは、顔の見えないスタッフの方の思いやりを受け取った気持ちになった。こちらこそ、ありがとうございます。

手元に届いたときのことを考えてくれてるんだろうな……とほっこり

会話不足を見越したパッケージも嬉しい

手書きが嬉しいのはもちろんなのだが、テイクアウトやデリバリーでコミュニケーションがあまり取れないことを見越したデザインのパッケージも好きだ。

『スープストック東京』のカップには、「今日も良い一日となりますように」と小さくメッセージが印字されている。店頭で会話できなくても、スタッフの皆さんが思いやりを持ってサービスしてくれているとよくわかる。

ひっそりとメッセージが印字されている

新型コロナウイルスの影響が続く限り、私たちの直接的なコミュニケーションは、どうしても限られてしまう。しかし、その限られた中だからこそ、新たなコミュニケーションも生まれているのかもしれない。お店からのやさしいメッセージに、心がいつも、温かくなるのだ。



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たけの
フリーの編集者・ライター。食関連の書籍・雑誌・Webサイトで活動中。祖父母は定食屋、両親はレストランを経営。飲食店一家に生まれ、食の虜に。美味しい飲食店や料理、食文化・歴史・ニュースなどを発信しています。