永田町『HOCUS POCUS(ホーカス・ポーカス)』で新感覚ドーナツに出合う

ドーナツと言えば、ちょっと脂っこさがあって、ボリュームのある大好きなおやつ。ときにお店で食べることもあるが、基本的には家に買って帰ってくる。

片手間に食べられるから、友達とのおしゃべりの間に、ゲームしながら、学生のときは勉強しながら、丁寧に食べるというよりは、気兼ねなく頬張る印象があった。

しかし、永田町のドーナツ店『HOCUS POCUS(ホーカス・ポーカス)』に行ってみると、「自分のドーナツの概念が間違っていたのではないか?」と思えてくる。繊細で美しく、少しずつ食べるドーナツなんて、見たことがなかったからだ。

「今までにないドーナツ」が食べられるカフェ

『HOCUS POCUS(ホーカス・ポーカス)』 は、お菓子と“ケーキのようなドーナツ”が食べられるカフェ。店内に入ると、ドーナツがまるで宝石のように一つ一つ丁寧に並べられ、ショーケースに大切にしまわれている。こんなふうにドーナツが扱われているのを見るのは初めてである。

公式ホームページでは同店を「ドーナツのラボラトリー」と記している。

「揚げ」「焼き」「蒸し」製法を問わず、素材にこだわり実験的なドーナッツを創ります。 あらゆる年代の皆さんに好んで食べていただけるよう、素材の持つ魅力や食感、風味を大切にしています。

HOCUS POCUS 公式HP
小ぶりで一つ一つが丁寧につくられているドーナツ。高級感がある

実際、ショーケースをじっくりと覗いてみると、私が知っているドーナツとはひと味もふた味も違うように見えるものが多い。形こそ丸いけれど、スポンジのような素材や、もちもちとした柔らかそうな見た目のものもある。

気になったものをいくつか注文すると、店員さんが丁寧に紙に包んでくれた。ちょっと贅沢をしている気分だ。

ドーナツは美味しいコーヒーとともに

ドーナツと一緒に、カフェラテも注文。 提供しているコーヒーは、代々木公園『リトルナップコーヒースタンド』から取り寄せているそうでとても美味しかった。コーヒーを飲みに来るだけでもよさそうである。

気になるドーナツは「ココアオレンジ」や「ラムカレンズ」「グレープフルーツ&ペパーミント」、それから餅のような食感のチョコレートドーナツ。時期や季節によって並ぶ商品は異なるのだろう。

「今はどんなドーナツが並んでいるのだろう?」と楽しみにしながら行けるのも良い。

癒しの空間に、ひと休みに来るだけでも

『HOCUS POCUS』は永田町のビル街の中にある。ゴリゴリのビジネスビルが立ち並ぶ一角に、緑が生い茂る癒しの空間が突如登場する。この場所だけ本当に別世界のようで、見つけた瞬間、まるで魔法をかけられたような気分になるのだ。

新感覚のドーナツを楽しみに来るのはもちろん、仕事や家事やいろんなことに疲れたとき、ふと立ち寄るのもおすすめだ。

HOCUS POCUS 公式HP

HOCUS POCUS 公式Instagram

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襟田 あいま
食べること・読むことがとにかく好き。食と本にまつわる雑感を日々記録しています。