リトルプレス、ZINE、同人誌の可能性。奥深き小さな出版の世界

最近、同人誌をよく読んでいる。リトルプレスZINEなどといった呼ばれ方もされているものもあるが、いわゆるインディーズというか、一般流通とは違うところで販売されている本の数々のことだ。

なんとなく同人誌と聞くと、アニメや漫画の二次創作的なイメージも強いけれど、個人的にはまっているのはやはり、自分の畑というべきか、文学系のそれである。小説やエッセイ、短歌、批評などなど、気が付いたら結構読み漁っている。

出合いは、SNSから

きっかけはツイッターだった。

今年に入ってからはかなり活用していて、いいなと思う人をガンガンフォローし、コミュニケーションを積極的に取っていたら、いろいろな人と仲良くなれた。

その際に、自分たちで本を作り、文学フリマなどのイベントや小さな個人経営の本屋さんに出版している人々の存在を知った。

こういう文学系の同人誌ももともと興味がなかったわけではないけれど、身のまわりにないものだったから、なかなか手を出すきっかけがなかった。なので、きっかけがあればあっという間にはまるだろうと思った。

そして、今、がっつりはまり込んでしまったわけである。

言葉は多様性がある。プロの小説家やエッセイストでなくても文章は書けるし、言葉で紡げる世界は人によって全然違う。特に、個性が色濃く出る同人誌のポテンシャルは本当に高くて、楽しみ方が無限に広がっていってしまうのである。

秋にはまた文学フリマが東京で開催されるので、行く予定だ。買い物が増えすぎないよう、気を付けなくては……

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襟田 あいま
食べること・読むことがとにかく好き。食と本にまつわる雑感を日々記録しています。