『乙女なげやり』再読。相変わらず一人笑いしつつ、言葉とジェンダーの話題に共感
三浦しをんさんのエッセイが大好き。学生の頃から読んでは電車の中で笑いをこらえ、家に帰っても「ふふふ」と気持ちの悪い一人笑いを浮かべている。 『乙女なげやり』も昔に読んでいたのだが、久しぶりに読み直したいなと思い手に取った...
三浦しをんさんのエッセイが大好き。学生の頃から読んでは電車の中で笑いをこらえ、家に帰っても「ふふふ」と気持ちの悪い一人笑いを浮かべている。 『乙女なげやり』も昔に読んでいたのだが、久しぶりに読み直したいなと思い手に取った...
小説に目がない綾乃はあるとき、母親に親戚の啓千の世話を命じられる。右手が不自由になり小説家を辞めてしまった啓千(たかゆき)は、現在警察を手伝って事件を解決する素人探偵。彼の家を訪ねると無数の小説があり、綾乃はたちまち部屋...
尊敬する誰かの言葉を信じて生きていく、それ自体は素敵なことだと思う。私もいろんな人の言葉を胸に生きている。しかし、信じ切ってそれだけしか見えなくなっているとしたら、それはときに自分を苦しめるのかもしれない。 ヴォルテール...
沖縄の人は、飲み会の締めにステーキを食べるらしい。それくらい、ステーキは馴染みあるものなのかもしれない。実際県内にはいくつも有名なステーキ店がある。 中でも、テーマパークの如く賑やかな内装とサービスが詰まっているのが、『...
沖縄で朝食を食べる、と言ったら真っ先に浮かぶのは『沖縄第一ホテル』。沖縄食材をふんだんに使った料理の数々が、次から次へとテーブルに運ばれてくる。野菜が中心でかなりヘルシー、なのにボリュームたっぷり。 器も色鮮やかで洗練さ...
沖縄の「天ぷら」は、私が知っている天ぷらとは少し違った見た目をしていた。もちもちでやわらかく、厚い衣に包まれていて、基本的には白身の魚が多いよう。 おかずや軽食で食べることが一般的で、なんというか、唐揚げのような位置づけ...
高級食パンが登場し、食パンブームが訪れてから久しい。使う小麦や焼き加減などがさまざまに語られる中、食パンアレンジもまた、多様になってきている印象がある。 わが家も、基本の朝食は食パン。とはいえ食べ方はだいたい決まっている...
世は大クラフトビール時代。クラフトビールの定義がどんどん難しくなってきているが、それでもとりあえず、食材の産地や製法にこだわり、人の手を掛けてじっくりと作られたものは、「クラフト」なのかな、と考えている。 オリオンビール...
ふと気づいたことがある。 私は人生において、一度も「チーズタッカルビ」というものを食べたことがない。メディアで見かけて、「美味しそう~!」と思った記憶は何十回もあるのに、一度も。 そんなわけで、先日友人が遊びに来てくれた...
大江戸線蔵前駅から徒歩数分のところにあるイタリアン『PINZO(ピンツォ)』。 今回はがっつりランチコース。前菜、パスタ、メイン、デザートをいただいた。どれも美味しかったのだけど、一番印象的だったのは前菜にちょこんと乗っ...