鎌倉にある『romi-unie confiture』 はジャムの専門店。以前、いがらしろみさんの『お菓子の日々、ジャムの仕事』を読んで、ぜひ行ってみたいと思うようになり、足を運んでみた。
さっぱりとしていながらもコクのある甘味のジャムはとても味わい深い。パンやヨーグルトはもちろん、このジャムを使ってクッキーやケーキをつくるのも美味しいに違いない。
ジャム専門店『romi-unie confiture』
ジャムとお菓子の店『romi-unie confiture』は、2004年鎌倉にオープン。もう15年以上も営業している名店である。菓子研究家のいがらしろみさんが生み出す、“お菓子のようなジャム”が人気だ。
鎌倉駅から歩いて5分ほど、明るい白い外観と、手書きのようなタッチの可愛らしい看板が目印。暖かい時期には外にちょっとだけテラス席があって、私がうかがった際にはレモネードを飲んでいるお客さんがいた。
店内には30種類ほどのさまざまなジャムが並ぶ。どの人も楽しそうにジャムを選んでいた。入口すぐのところで、期間限定「白桃とブドウのジャム」の試食サービスをしていたのでいただいてみると美味しく、こちらを購入。あとは違うタイプのもの、とナッツとキャラメルのジャムを選んだ。
そのほか、お菓子も販売している。サブレやスコーン、クッキー、ケーキなど。ホームページによれば焼きたてのクレープも食べられるようだ。このときは、ラム酒のケーキとバタークッキーを購入。
これらはどれも、併設されているアトリエでつくられており、実際に制作している様子をガラス越しに見られるのも楽しい。
パッケージも可愛らしく、ギフトにもおすすめだ。
学芸大前に展開、京都菓子店と提携も
鎌倉『romi-uni-confiture』のほかにも、いがらしさんのお菓子を味わえるお店はある。
たとえば、2008年オープンの『Maison-romi-unie』は 焼き菓子とジャムの店 で、学芸大学前にある。2017年オープンの『Chocolaté romi-unie』は、チョコレートやチョコレート菓子のお店で、秋・冬の寒いシーズンのみ営業中。
ほかにも、東京・丸の内の新丸ビル内ブーランジェリー『Point et Ligne(ポワン・エ・リーニュ)』や、京都・岡崎の菓子店『chisen 千茜』でも購入できる。
お取り寄せなら自宅で楽しめる
なかなか店舗に行けない場合でも、オンラインショップで買い物できるのがいい。ジャムやお菓子なら日持ちもするし、まとめ買いもできる。
さらに、オンラインショップを見てみるとなんと定期便があった。
ひと月2,000円~3,000円くらいの価格帯で購入できるうえに、ジャムを少しずつお試しできる「ジャム エンジョイ3種コース」やジャムだけでなくお菓子やシロップも楽しめる「romi-unie メイツコース」などが好みで選べるそうだ。これは近々、頼んでみたい。
ジャムにこだわるって、楽しい
『romi-uni-confiture』にうかがってみて思ったのだが、ジャムにこだわるのって楽しい。今まで知らなかった世界に足を踏み入れた気持ちだ。
スーパーで買うジャムも美味しいけど、「ジャムのために出かけて、ジャムを買いに行くことを楽しむ」というのは、私にとって新鮮な感覚だったのである。
追記:2023年4月再訪!
2023年4月、鎌倉に行く機会があったので再訪! 春らしい桜のケーキと「いちじくとカシス」「バナナとキャラメル」などのジャムを購入した。来年20周年だそう……! これからも買いに行くので、末永く続いていってほしいなあ。
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