地元の小さな本屋を求めて。「散策舎」との出会い



個人経営の書店に通うようになって、「そういえば、地元に個人経営の書店はあるのだろうか?」とふと疑問を持つようになった。

帰省のタイミングで「三重の個人経営の書店を知っている人いますか?」とツイッターで聞いてみたところ、「散策舎」を教えてもらえたので、さっそく行ってみることにした。

宇治山田駅、伊勢市駅というかの有名な伊勢神宮の最寄に、散策舎はある。グーグル先生に頼りながら歩いていると、小さな看板が出ていた。

事前にサイトや教えてもらった毎日新聞の記事を読んでいたので、なんとなくどんな本が置いてあるかは知っていたし、かなり楽しみだった。

いざ入ってみると、入口付近にはユリイカの「書店の未来特集」や三輪舎さんの『本を贈る』など、好きなラインナップが並んでいて心が躍る。

散策舎さんでは、旅・食・心をテーマにした本が並ぶ。それはまさに私の仕事やプライベートで大切にしていることにつながる内容。どの本も好みのもの、読みたいものばかりで一つ一つの棚を見るのにずいぶんと時間がかかった(そして何週もした)。

ふらふらとしていると、店員さんがお茶を出してくれた。レジ前で販売しているお茶なのだそうだが、その日はかなり暑かったこともあり、すごく嬉しかった。さっぱりしていて、美味しい。お土産にもちょうど良さそうだ。

結局、ずいぶんと時間をかけて三冊選び、レジに持って行った。レジ横にはオリジナルの栞があり、かわいかったのでそちらも購入。

いちばん気になったのは、創刊して20年ほどにもなるという、三重のローカル誌「NAGI」。三重の出版社である「月兎舎」が発行しているそうだ。地元の雑誌というのも気になるが、何より特集テーマ「町の本屋なくしてええの?」はこのところずっと考えていた話題だったので、買ってみることにした。内容もとても面白い。これはまた、別のところで話をしたい。

また帰省したら立ち寄りたいところだ。こういう素敵な本屋さんが地元にもっと増えると良いなあ、などとぼんやり思ってしまうのだった。



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