農家が報われない社会を変える「食べチョク」の取り組み。「セブンルール」2019年9月24日放送



いつも行くスーパーは、野菜が手頃な価格で手に入る。ありがたい一方で「これは農家の人にちゃんと利益が出てるのだろうか」と心配になることもある。不景気の世の中、安いこと自体は嬉しい。しかしそれでもやはり、美味しい野菜を届けてくださる生産者に、適正な価格を支払いたい。

そんな中、フジテレビ系列の番組「セブンルール」にて、オーガニック野菜・肉・魚を農家などから消費者に直接届けるインターネット通販サービス「食べチョク」を知った。「こだわって作っている人がちゃんと高値で自分で売って、ちゃんと利益をしっかり取るっていうところを作りたかった」と代表の秋元さんは語る。“農家が報われない社会”を変えるために奮闘している姿を、放送から学んだ。

デジタルだけどアナログな優しいサービス

食べチョクは“日本最大のオンライン直売所”を名乗る通り、実に多くの農家が登録し、農作物の通販を行っている。食べなれた代表的な食材から、農家からの直接販売だからこそ手に入る希少な食材まで揃っており、農家からも消費者からも信頼が厚いようだ。

放送中、使っている農家さんが「お客さんとデジタルを介してるけどすごくアナログな感じもあって、出荷も楽しい」「誰かの口に入って『美味しい』とかそういうコメントがもらえるっていうのはすごいなと思いますね、こういうシステムを作ってくれて」とおっしゃっていたのが印象的だった。オンラインながら温かみのあるサービスであることも、人気の一つなのだろう。

農家とコミュニケーションを取り、農作物を楽しむ

とはいえ、高齢化が進む農業でオンライン通販を進めることは、難しい面もあったのではないかと推察する。コロナ禍の今となっては通販も当たり前になりつつあるが、それ以前であれば、美味しい農作物=オフラインの直売が主流だったのではないだろうか。

そんな中、秋元さんは空いた時間を見つけては農家を訪ね、話を聞きに行くことを徹底しているとのこと。「栽培方法などは農家によって全然違うので、直接話を聞きに行くことが大切」なのだという。会いに行く農家さんの中には、「食べチョク」のサービス利用者でない人も多いと話すが、会いに行くことで得る知識や経験、コミュニケーションを大事にしているそうだ。

また、「食べチョク」のオフィスでは、平日のランチタイムに全国から取り寄せた食材を使って料理をしている。オフィスの冷蔵庫には、取り寄せた食材がたくさん入っていた。味付けは塩コショウでシンプルにして、素材の味を楽しむことを重視している。

日頃から農家さんとコミュニケーションを取り、味や産地の特徴をしっかりと学ぶことで信頼を経て、サービスを拡大しているのだなと感じた。サービスが大きくなれば農家はもちろん、消費者利用も増える。それはまさに“農家が報われない社会”を変える大きな一歩となっているだろう。



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