“ずるい(くらい魅力的な)”おやつ。洋菓子に和菓子、素朴で懐かしいものから最新トレンドまで――『ELLE gourmet』2019年3月号



2019年3月号の『ELLE gourmet』のテーマは「ずるい(くらい魅力的な)おやつ」。ケーキやドーナツ、クッキー、和菓子などの王道から、近年新たに注目されているトレンドスイーツまで、種類豊富なおやつを知ることができる。今回は本誌で最近のおやつ事情を学びつつ、気になる商品やレシピをチェックしていこう。

昔から愛され続ける、素朴な定番おやつ

「おやつ」と聞いて私が最初に思いついたのは、ドーナツやカステラ、ホットケーキなどの過程でも食べられる素朴で親しみやすいものだった。本誌でも、そうした懐かしさのある定番おやつが掲載されている。例えば、以下。

『ウエスト青山ガーデン』のホットケーキ

ライター・トミヤマユキコさんが「夢のようなおやつ」と表現した同店のホットケーキ。ふわっとしたまるい本体にバターとシロップをかけていただく様は、まさに“古き良き”理想のホットケーキだろう。

『福砂屋』のカステラ

卵を割るところから生地をまぜ、焼きあがるまでそのすべてが手作業。「高島屋」の和菓子バイヤー畑主税さんが「このカステラを前にしてはただ感服するしかないんです」と絶賛していた。きれいな黄色の断面からはふかふかの食感が想像できる。『福砂屋』

『家と庭』のプリン

硬めの生地に生クリーム、さくらんぼが載っていて、ザ・喫茶店のプリンという見た目。「ミナ・ペルホネン」のショップ内にあるカフェだそうで、内装も可愛らしい。『家と庭』

進化した定番おやつ・ドーナツ

定番おやつは懐かしい姿を保っているものもあれば、進化もしているようだ。例えばドーナツはジャンクでカジュアルな印象を持つ人も多いが、本誌に登場していた『HOCUS POCUS(ホーカス・ポーカス)』では蒸しや焼きなど多様なドーナツが味わえ、『GOOD TOWN DOUGHNUTS』では国産の小麦や天然酵母を活用するほか、ヴィーガン仕様の商品もある。

Free-PhotosによるPixabayからの画像

缶に詰まったお菓子にうっとり

ほかにも気になったのが、クッキーや和菓子などがぎゅっと詰まった缶のおやつ。色とりどりのお菓子がきれいにしまわれているのを見ると、うっとりする。

例えば、チョコレートの名店『マリベル』のクッキー缶「ワンダートレジャー」。10種類のクッキーが所狭しと並んでいる。ティーサブレやスノーピスタチオなど、一つ一つも美味しそうだ。

あるいは、『NOAKE TOKYO』の「-菫- 和栗の掬いモンブラン」。こちらはなんとモンブランが箱一杯に詰まっている。本誌によれば「口に入れると、マロンクリーム、マスカルポーネクリーム、カシスソース、スポンジ生地、グラハムクラッカーが五味一体となり、得も言われる口福感」があるとのこと。

カラフルな琥珀糖がきれいに並んだ『一心堂本舗』の「東京こはく」。ゆず、桃、マスカット、サイダー、ミントの5種類が入っている。手土産にもぴったりだろう。

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つくってみたい“プロ見え”おやつ

店で買うおやつもいいが、やっぱり自分でもつくってみたい。本誌では“プロ見え”おやつと題して、まるでパティシエがつくったような美しい見栄えのレシピが紹介されている。

個人的につくってみたいのは「グレープフルーツとスパイスのテリーヌ」。パウンドケーキの型にピンクとホワイトのグレープフルーツ、はちみつやカルダモンなどを入れてゼリー状に冷やし固める。色鮮やかできれいだし、難しくなさそうだ。

それから、フルーツ大福。いちごや干し柿、小さめのみかんを使ってつくる小ぶりのもので、クリームチーズなども入れる洋風なレシピである。

あるいはギネスビールでつくる「ギネスチョコレートカップケーキ」。ほろ苦さの残るカップケーキはそれこそ、ビールなどのお酒にも合うだろう。

本誌にはほかにもたくさんの「ずるいおやつ」が掲載されていて、目移りしてしまう。おやつはいつだって、人の心を強く惹きつける存在なのだ。



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たけの
フリーの編集者・ライター。食関連の書籍・雑誌・Webサイトで活動中。祖父母は定食屋、両親はレストランを経営。飲食店一家に生まれ、食の虜に。美味しい飲食店や料理、食文化・歴史・ニュースなどを発信しています。