「西洋美術」を学べる本まとめ。歴史の変遷や作品の見方、ビジネスとしての在り方を知る
美術展を見るときは「西洋美術」が多い。しかし、ざっくりと流派や画家を知るのみで、体系的に把握しているわけではない……せっかく関心があるのだから、知識としても身に付けたい。というわけで、「西洋美術」を学べる本をいくつか手に...
美術展を見るときは「西洋美術」が多い。しかし、ざっくりと流派や画家を知るのみで、体系的に把握しているわけではない……せっかく関心があるのだから、知識としても身に付けたい。というわけで、「西洋美術」を学べる本をいくつか手に...
街中に何気なく存在しているものには、たいてい意味がある。それを改めて理解したのは、街中のフォントを取り上げて調査した本『もじモジ探偵団』であった。自分のものの見方の解像度が上がったような気がして、とてもわくわくした。 ジ...
今回手に取った本は『世界のふしぎな色の名前』。ふだんの暮らしで見かける色から、世界各国の歴史や文化の中で生まれた色、植物や動物、ファッションの色まで、さまざまな色の特徴と由来を紹介している。 毒薬の色に由来した「ポイズン...
食×アートには弱い。美術館に行って食卓の風景の絵画を見つけると、気がつけばじっと立ち止まって、眺めている。思うに、私は食べ物を「美味しい」とは別に「かわいい」「美しい」などの感情で捉えることも多いからかもしれない。その証...
絵画を見ることが好きで、美術館に出かけることも多い。しかし、いつも気ままに眺めているだけで、何か目的を持って見たことはなかった。 そんなとき、『観察力を磨く 名画読解』を見つけた。どうやら絵画を使って、観察力を鍛える方法...
言葉が好きである。が、言葉のデザインやフォントについて考えたことはほとんどない。好きなフォントはあれど、よくワードに使われているものくらいしか知らない。 しかし、どの文字のフォントも、いろんな議論が行われた中で生まれたも...
林綾野さん著『浮世絵に見る江戸の食卓』は、浮世絵に描かれた食べ物から食文化を紐解く一冊である。 本書を読む前は「作品に描かれているものだから、きっと豪華な貴族の食事なんだろうな」と勝手に思っていたのだが、いざ目を通してみ...
ずいぶん前に「大塚国際美術館」を訪れた際、モネの「睡蓮」の屋外展示を観た。それまでモネ、ひいては印象派画家たちの描く絵画に関心を持ったことはほとんどなく、どちらかといえばボッティチェリのような宗教画が好きだった。 ところ...
※画像はイメージ 原田マハさんの小説『デトロイト美術館の奇跡』。デトロイト市財政破綻のため、デトロイト美術館のコレクションが売却されるかもしれない。その大きな事件を一つの柱にして、美術館に訪れる人やコレクター、スタッフな...
食に詳しい人や食好きを指す「グルメ」がフランス語であるように、そしてフランス料理やイタリア料理が和食に負けじと日本で愛されているように、西洋の食文化は認知度も質も高く、それは世界でも認められている印象がある。 では、その...