「校正」「校閲」を学べる本まとめ。仕事内容、醍醐味、独学をサポートする一冊
本の制作に欠かせない、「校正」「校閲」。私自身も何度かお世話になり、その丁寧な職人技を目の当たりにしてきた。近年はメディアに取り上げられることも増え、出版業界以外でも認知されている印象だ。 では改めて、校正・校閲とはどん...
本の制作に欠かせない、「校正」「校閲」。私自身も何度かお世話になり、その丁寧な職人技を目の当たりにしてきた。近年はメディアに取り上げられることも増え、出版業界以外でも認知されている印象だ。 では改めて、校正・校閲とはどん...
食と芸術は密接につながっている……と思う。特に絵画では、世界中で食べ物をモチーフにした作品が描かれている。私はこれらがどうやらかなり好きらしく、美術展で見かけると、気が付けば立ち止まって見惚れている。 それが転じて、食と...
ふだんの生活で「あ、これラテン語だったんだ!」と驚くことが意外と多い。さまざまな言語の語源となっているし、現在はほとんど使われていないとしても、学びたいという人をよく見かける。私達日本人にとっても決して遠くない、魅力的な...
「哲学」に関心はあるものの、哲学書をいくつか読んでみても、いまいち自分のものにできている気がしない。私の圧倒的な理解不足を前に、偉大な書物たちは大きな壁のように立ちはだかっている……気がする。 そんな折、哲学研究者・永井...
子どもの頃から、海外の出版作品にはずいぶんとお世話になってきた。『ハリー・ポッター』シリーズから『プリンセス・ダイアリー』などのYA作品、大学生の頃は古典文学をこれでもかというほどに読んだ。それも大方、日本語で。 つまり...
日本語って豊かだ。ちょっとした状態の違いにも各自ぴったりの表現があって、詳細に言葉で説明することができる。ほかの言語でももちろん同様の楽しみがあるとは思うけれど、私は特に、母国語である日本語に面白味を感じ、愛している。 ...
昔から「辞書」が好きだった。さまざまな言葉があらゆる表現を尽くして説明されている様を見ると、ワクワクするからだ。大人になるにつれて、辞書によって解説が微妙に異なることを知り、より関心を持つようになった。 国語辞典は読み比...
住んでいる場所によって、話す言葉が違う。そしてその言語の違いが、どうやら性格や文化と関係しているらしい。 ガイ・ドイッチャー『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』によると、多くの学者たちが「言語は話し手である国民の特質...
言葉の収集癖があるという話をしていて、ふと思い出した本がある。飯間浩明さんの『辞書に載る言葉はどこから探してくるのか?』。国語辞書の編纂をしている飯間さんが街を練り歩き、実際に使われている言葉たちを集め、辞書に載せるかど...
自宅の本棚をなんとなく眺めていて、ふと「かえるの学校」さんの『ことばの扉をひらく』が目に入った。ずいぶん前の文学フリマで購入したもので、校正教室の生徒さんたちが気になる言葉を一つずつ選び、辞書から意味を引用しつつ、オリジ...