岩波書店辞典編集部『ことばの道草』で好きな日本語を探し、その成り立ちを知る
語源をたずねると、「ことば」が身近になる。語義の変化を知ると、「ことば」の豊かさを実感する。 『ことばの道草』 ふらっと立ち寄った古本屋さんで見つけた『ことばの道草』。岩波書店辞典編集部が編集した本で、『広辞苑』から集め...
語源をたずねると、「ことば」が身近になる。語義の変化を知ると、「ことば」の豊かさを実感する。 『ことばの道草』 ふらっと立ち寄った古本屋さんで見つけた『ことばの道草』。岩波書店辞典編集部が編集した本で、『広辞苑』から集め...
最近になって、100年以上続く仕事ってたくさんあるんだなあとしみじみ感じる。何もサグラダファミリアのような大建築だけではなくて、製品やサービス、至るところに人の一生だけでは完成しないものが溢れている。 辞書の編纂もまた、...
「木漏れ日」は外国語で通じないらしいと、誰かから聞いた。木から漏れ出る光ということは示せても、温かみ、穏やかな様子というニュアンスは伝わらない。あるいは、「コストパフォーマンス」。コスパを気にする概念がそもそも海外にはな...
日々、私たちは言葉を使う。しかし、当たり前にある存在だからこそ、言葉について熱心に考える人は少ないのではないだろうか。 『ものするひと』の主人公・スギウラさんは純文学の小説家。警備のアルバイトをしながら文章を書いている。...
日本語って豊かだ。ちょっとした状態の違いでもそれぞれにぴったりの表現があって、さまざまな言葉で説明することができる。 その中でも特に、「食」を表現する言葉は格別だと個人的に思う。食べる前の見た目や香り、食感、舌触り、味わ...