「ラテン語」の魅力を学べる本まとめ。歴史と変遷、言語の構造、日本との関係性を知る
ふだんの生活で「あ、これラテン語だったんだ!」と驚くことが意外と多い。さまざまな言語の語源となっているし、現在はほとんど使われていないとしても、学びたいという人をよく見かける。私達日本人にとっても決して遠くない、魅力的な...
ふだんの生活で「あ、これラテン語だったんだ!」と驚くことが意外と多い。さまざまな言語の語源となっているし、現在はほとんど使われていないとしても、学びたいという人をよく見かける。私達日本人にとっても決して遠くない、魅力的な...
日本語って豊かだ。ちょっとした状態の違いにも各自ぴったりの表現があって、詳細に言葉で説明することができる。ほかの言語でももちろん同様の楽しみがあるとは思うけれど、私は特に、母国語である日本語に面白味を感じ、愛している。 ...
昔から「辞書」が好きだった。さまざまな言葉があらゆる表現を尽くして説明されている様を見ると、ワクワクするからだ。大人になるにつれて、辞書によって解説が微妙に異なることを知り、より関心を持つようになった。 国語辞典は読み比...
住んでいる場所によって、話す言葉が違う。そしてその言語の違いが、どうやら性格や文化と関係しているらしい。 ガイ・ドイッチャー『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』によると、多くの学者たちが「言語は話し手である国民の特質...
言葉の収集癖があるという話をしていて、ふと思い出した本がある。飯間浩明さんの『辞書に載る言葉はどこから探してくるのか?』。国語辞書の編纂をしている飯間さんが街を練り歩き、実際に使われている言葉たちを集め、辞書に載せるかど...
自宅の本棚をなんとなく眺めていて、ふと「かえるの学校」さんの『ことばの扉をひらく』が目に入った。ずいぶん前の文学フリマで購入したもので、校正教室の生徒さんたちが気になる言葉を一つずつ選び、辞書から意味を引用しつつ、オリジ...
「木漏れ日」は外国語で通じないらしいと、誰かから聞いた。木から漏れ出る光ということは示せても、温かみ、穏やかな様子というニュアンスは伝わらない。あるいは、「コストパフォーマンス」。コスパを気にする概念がそもそも海外にはな...
日々、私たちは言葉を使う。しかし、当たり前にある存在だからこそ、言葉について熱心に考える人は少ないのではないだろうか。 『ものするひと』の主人公・スギウラさんは純文学の小説家。警備のアルバイトをしながら文章を書いている。...
最近になって、100年以上続く仕事ってたくさんあるんだなあとしみじみ感じる。何もサグラダファミリアのような大建築だけではなくて、製品やサービス、至るところに人の一生だけでは完成しないものが溢れている。 辞書の編纂もまた、...
語源をたずねると、「ことば」が身近になる。語義の変化を知ると、「ことば」の豊かさを実感する。 『ことばの道草』 ふらっと立ち寄った古本屋さんで見つけた『ことばの道草』。岩波書店辞典編集部が編集した本で、『広辞苑』から集め...