「朝食」を楽しむための個人的参考書まとめ。美味しい朝ご飯から、豊かな一日を始める

朝には滅法弱い。しかし、美味しいご飯が待っていると思うと、不思議と起きられる。だから私にとって、朝食は割合重要である。

日々はシンプルなメニューが多いものの、ときには自分のために、ちょっと豪華にしてみたり、新しい料理やお取り寄せに挑戦してみたりしている。それらは自分で思いついたものだけでなく、いろんな個人的参考書から学んだアイデアもある。

マキヒロチ『いつかティファニーで朝食を』

マンガ『いつかティファニーで朝食を』は、アラサー女性4人が毎度美味しい朝食を食べながら、仕事や恋愛や人生の悩みを話し合うストーリー。どの話も多くの女性の共感を呼ぶ内容になっているのはもちろん、描かれる朝食がどれも美味しそうでたまらない。本作品で登場する飲食店はどれも実在する店ばかりで、朝食巡りのガイドブックとしても重宝。

『BRUTUS』2020年8月1日号「最高の朝食を。」

『BRUTUS』2020年8月1日号では、「最高の朝食を。」をテーマにさまざまな人の朝食を紹介している。注目の朝食店やお取り寄せ朝食グルメも紹介しており、朝食好きにはたまらない一冊。

特集「いつもの朝ごはん」では、性別・年齢・ライフスタイルもさまざまな39組に普段の朝食を教えてもらっている。俳優や小説家、飲食店オーナー、編集者、ミュージシャン……家族と食べる人も、一人で食べる人も、和食派も洋食派も、ガッツリ派からほとんど食べない派まで、本当に朝食って十人十色。見ているだけで楽しい。

あるいは「東京の朝ごはん2020」では、「台湾式朝食」や「朝茶」、「マイクロホテル」など朝食の名店をテーマ別に紹介しているほか、朝食レシピやお取り寄せもたくさん取り上げていて参考になった。

細川亜衣『朝食の本』

細川亜衣さん『朝食の本』は、朝ごはんのレシピ本。いろんな国を訪れた際の記憶とともに各国の食文化を取り入れていて、バラエティに富んだメニューを学ぶことができる。

また、ルーティンになりがちな朝ごはんに、旬の食材を取り入れているのも新鮮だった。「秋の果物にバター」「栗のテリーヌ」「たけのこのタルタル」「夏野菜とパンのズッパ」……忙しい平日は簡単なものにしておいて、休みの日は本書を参考に朝から旬を味わってみるのも楽しい。

なかなか眠気の冷めない朝でも、美味しい朝ご飯があれば活力が湧いてくる。毎日こだわるのは難しいけれど、時間がある日にはいろんな情報を参考に、ひと工夫ある朝ごはんを楽しんでいきたい。

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襟田 あいま
食べること・読むことがとにかく好き。食と本にまつわる雑感を日々記録しています。