「朝食」を楽しむための本まとめ。美味しい朝ごはんレシピ、お取り寄せ・レストランガイド

朝には滅法弱い。しかし、美味しいご飯が待っていると思うと、不思議と起きられる。ゆえに私にとって朝食は、超・重要である。日々はシンプルなメニューが多いものの、ときには自分のために、ちょっと豪華にしてみたり、新しい料理やお取り寄せ・外食に挑戦したりしている。そこで今回は、「朝食」を楽しむうえで参考になった本たちをまとめておく。

美味しい朝ごはんレシピを学べる本

いつもの朝ごはんをより美味しく、わくわくしたものにしてくれるレシピ本たちは、こちら。

一日がしあわせになる朝ごはん

朝が苦手な人でも「起きるのが待ち遠しくなる」ような朝ごはんを提案。朝食の効能、「めんどくさい」の対処法に触れつつ、卵料理・パン・ごはん・デザート・フルーツや野菜・汁物と、多種多様なレシピを紹介している。写真やイラストも豊富で、可愛らしいデザイン。

朝食の本

料理家・細川亜衣さんによる、朝ごはんに特化したレシピ本。いろんな国を訪れた際の記憶とともに各国の食文化を取り入れていて、バラエティに富んだメニューを学ぶことができる。また、ルーティンになりがちな朝ごはんに、旬の食材を取り入れているのが新鮮。「秋の果物にバター」「栗のテリーヌ」「たけのこのタルタル」「夏野菜とパンのズッパ」など、季節のレシピも豊富に掲載している。

朝ごはんの献立-12のシーンとおいしいごはん

大好きな『かもめ食堂』フードスタイリスト・飯島奈美さんによる朝ごはん本。アジの干物、焼き鮭、目玉焼き、オムレツといった馴染み深い料理を抑えつつ、どこか懐かしい理想の朝食の献立&レシピをまとめている。作り置きの調味料や器・調理器具などを紹介した朝食コラム、著者が出会った朝ごはんを写真に収めた「朝食スナップ」も掲載。

夜も食べたい。食堂あさごはん

YouTube「食堂あさごはん」を運営する著者による、朝ごはんレシピ本。プロセスは細かい写真つき、作り置きレシピも豊富で、家の朝ごはんレベルをぐっと引き上げてくれる。どの献立も栄養バランスがばっちり整えられているので、「夜も食べたい」の表題通り、ヘルシーに済ませたい夜ご飯にもおすすめ。

朝食が食べられるお店・お取り寄せ先を学べる本

自分で作らずとも、美味しい朝食にありつくことはできる。朝食が食べられるお店や、朝食に最適な食品のお取り寄せ先を学べる本は、こちら。

マキヒロチ『いつかティファニーで朝食を』

マンガ『いつかティファニーで朝食を』は、アラサー女性4人が毎度美味しい朝食を食べながら、仕事や恋愛や人生の悩みを話し合うストーリー。どの話も多くの女性の共感を呼ぶ内容になっているのはもちろん、描かれる朝食がどれも美味しそうでたまらない。本作品で登場する飲食店はどれも実在する店ばかりで、朝食巡りのガイドブックとしても重宝。

『BRUTUS』2020年8月1日号「最高の朝食を。」

特集「いつもの朝ごはん」では、性別・年齢・ライフスタイルもさまざまな39組に普段の朝食を教えてもらっている。家族と、一人で、和食派、洋食派、ガッツリ派、ほとんど食べない派とさまざまで、見ているだけで楽しい。あるいは「東京の朝ごはん2020」では、「台湾式朝食」や「朝茶」、「マイクロホテル」など朝食の名店をテーマ別に紹介しているほか、朝食レシピやお取り寄せもたくさん取り上げていて参考になった。

朝食の歴史と文化を学べる本

世界では実にさまざまな朝食が食べられており、各地に独自の歴史や文化が根付いている。朝食の歴史や文化を学べる本は、こちら。

世界の朝ごはん-66カ国の伝統メニュー

ヨーロッパやアジアなど66か国の朝ごはんを、写真と文章で解説している一冊。使われている食材や調理法、食べ方に触れており、朝食を通じて各国の歴史や食文化を学ぶことができる。著者は世界各国の朝ごはんを提供している人気のカフェ『WORLD BREAKFAST ALLDAY』

なかなか眠気の冷めない朝でも、美味しい朝ご飯があれば活力が湧いてくる。毎日こだわるのは難しいけれど、時間がある日にはいろんな情報を参考に、ひと工夫ある朝ごはんを楽しんでいきたい。

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