「器」を楽しむための個人的参考書。購入場所や選び方、活用方法を学ぶ
「器」は、ここ数年すっかりハマっているものの一つ。お気に入りの器を見つけてはコツコツと集めている。好きな器があれば、料理も楽しくなるし、生活が豊かになる気がする。基本的には出先でいいなと思ったものを買うが、気になるショッ...
「器」は、ここ数年すっかりハマっているものの一つ。お気に入りの器を見つけてはコツコツと集めている。好きな器があれば、料理も楽しくなるし、生活が豊かになる気がする。基本的には出先でいいなと思ったものを買うが、気になるショッ...
料理をするのが好きである。それと同じくらい、料理エッセイを読むのが好きかもしれない。誰かが料理を作っている様子、食べている様子、作り方のこだわり、失敗談……料理にまつわるエピソードは、どんなものであっても愛おしい。いくつ...
美味しそうな料理の描写、キャラクターたちがそれを満足げに頬張る様子、食事というテーマの中で描かれる日々の楽しみ、悩み……グルメマンガにはたくさんの魅力が詰まっている。 人生のそばに「食」はある 「食」は、人生においてなく...
子どもの頃から絵本が好きだったが、大人になって改めて読んでみると、違った視点で魅力を感じる。童心に戻って楽しめるのはもちろん、子どもの頃にはわからなかったことが理解できたり、イラストの美しさにより感動したり……絵本って面...
特にこだわって読んだ記憶はないのだが、気が付けば動物が主役であったり、動物とのやり取りをテーマにしたような作品をよく手に取っている。人間同士では表現できないコミュニケーションや風刺、ストーリーなどが展開されるのが、好きな...
「食べること」と「言葉」が好きだからか、食にまつわる小説やエッセイなどにも惹かれる。食べ物、飲み物は、言葉で読んでも味わい深いのである。 今回はそんな中でも、食べ物、飲み物にまつわる「詩」について考えてみたい。 高村光太...
言葉の収集癖があるという話をしていて、ふと思い出した本がある。飯間浩明さんの『辞書に載る言葉はどこから探してくるのか?』。国語辞書の編纂をしている飯間さんが街を練り歩き、実際に使われている言葉たちを集め、辞書に載せるかど...
ラオス……聞いたことはあっても、行ったことはないし、知っていることもほぼない。私の人生では残念ながら、なかなか馴染みのなかった国であるが、村上春樹さんのエッセイ『ラオスにいったい何があるというんですか?』で初めてその魅力...
ジョン・ウィリアムズの小説『STORNER(ストーナー)』を読み始めて数ページ、あまりの読み心地の良さにため息を漏らした。なんて美しい文章なんだろう。一瞬一瞬の光景が鮮明に浮かぶ、緻密な描写。それらから浮かび上がるキャラ...
街中に何気なく存在しているものには、たいてい意味がある。それを改めて理解したのは、街中のフォントを取り上げて調査した本『もじモジ探偵団』であった。自分のものの見方の解像度が上がったような気がして、とてもわくわくした。 ジ...