『きのう何食べた?』⑯。家族と食卓を囲むということ、自由な発想で作る料理たち
ケンジさんとシロさん、二人の生活が少しずつ変わりゆく中、それでも穏やかに食卓を囲む姿が変わらないことに、ほっとする。どんなに大変でも、忙しくても、やっぱりたまには身のまわりの人と一緒に食事をして、心と体をゆるやかに開放し...
ケンジさんとシロさん、二人の生活が少しずつ変わりゆく中、それでも穏やかに食卓を囲む姿が変わらないことに、ほっとする。どんなに大変でも、忙しくても、やっぱりたまには身のまわりの人と一緒に食事をして、心と体をゆるやかに開放し...
『きのう何食べた?』が好きすぎて、読むし、実際にでてきたごはんも作る。3巻も真似したい、いいなあと思う料理がたっぷりとあった。 自分だけの贅沢を楽しむカスタムラーメン ケンジの「サッポロ一番みそラーメン」で作る自分流年越...
雑誌『POPEYE(ポパイ)』では、何度か「二十歳のとき、何してた?」という特集が何度か組まれている。スポーツ選手や作家、芸能人などさまざまな立場の著名人たちが、自分の二十歳のときを語る企画だ。 なぜこの年齢なのか?それ...
初めて海野つなみさんの『逃げるは恥だが役に立つ』(以下、逃げ恥)を読んだとき、描かれていた結婚観に衝撃が走った。こんな考え方があるのかと。こんなふうに考えたっていいのだと。 当時、私は図らずも主人公のみくりと同じ文系の大...
ヴァージニア・ウルフと言えば、イギリス19~20世紀を代表する作家である。文化人が集う「ブルームズベリー・グループ」に所属し、フェミニストであり、小説はもちろん、エッセイなどさまざまな著書を世に残した知的でかっこいい女性...
朝、寝ぼけ眼で顔を洗い、コーヒーを淹れる。ゆっくりと朝ごはんを食べる時間がある日は幸せである。これから一日がはじまっていくのだと実感する。 私に朝食の魅力を教えてくれたのは、まぎれもなくマキヒロチさんの漫画『いつかティフ...
ドラマや映画でもかなり話題となっている『きのう何食べた?』。私も何を隠そう、大ファンである。改めてになってしまうが、1巻の感想と気になる料理を記録。 予算以内で旬を楽しむ、シロさんの絶品料理 物語はシロさんとケンジ、恋人...
「空想純喫茶 七つのエピソード」は難波里奈さんによる短編集。クルミド出版が発行している喫茶店にまつわる物語を収録した「喫茶の文体」シリーズの一つである。 各物語の舞台は全て純喫茶。どれも一ページ完結でさらっと読めるが、読...
人生はいろんなことがあるけれど、乗り越えるときに本や漫画が力になってくれることがある。 『OZ magazine PLUS』2016年11月号は「なんとかしてくれる本とマンガ」がテーマ。さまざまな人たちが人生を“なんとか...
『お菓子の日々、ジャム屋の仕事』は、お菓子研究家・いがらしろみさんがジャムとお菓子の店『romi-unie confiture』を始めるまでのキャリアと心境を丁寧に綴った一冊。 「ジャムの専門店」はニッチであるからこそ、...