美しい文章に焦がれる『STORNER(ストーナー)』ジョン・ウィリアムズ。ある男の生涯
ジョン・ウィリアムズの小説『STORNER(ストーナー)』を読み始めて数ページ、あまりの読み心地の良さにため息を漏らした。なんて美しい文章なんだろう。一瞬一瞬の光景が鮮明に浮かぶ、緻密な描写。それらから浮かび上がるキャラ...
ジョン・ウィリアムズの小説『STORNER(ストーナー)』を読み始めて数ページ、あまりの読み心地の良さにため息を漏らした。なんて美しい文章なんだろう。一瞬一瞬の光景が鮮明に浮かぶ、緻密な描写。それらから浮かび上がるキャラ...
街中に何気なく存在しているものには、たいてい意味がある。それを改めて理解したのは、街中のフォントを取り上げて調査した本『もじモジ探偵団』であった。自分のものの見方の解像度が上がったような気がして、とてもわくわくした。 ジ...
『読書案内 世界文学』はイギリスの作家、サマセット・モームが好きな作家や本を語り尽くした一冊。「読書は楽しくなければならない」とし、とにかく「この作家のここがいい」「この本のここが面白い」と書き連ねている。本オタクとして...
相変わらずの、食器大好きマン。器が売ってそうな店を見つけてはさっと入り、ハンターの如く獲物(?)を探し求め……とは大げさだが、とにかくかわいい器が売っているとすぐに手に取ってしまう。あんまり買っても使えないから……と我慢...
『椿屋珈琲店』の好きなところはたくさんある。落ち着いた大正ロマンの店内、こだわりの自家焙煎コーヒーや紅茶、スタッフさんの服装……が、しかし、最も好きなのは、とにかくケーキが大きくて美味しいところだ!!!! プレミアム紅茶...
韓国ドラマを観まくっているせいもあり、無性に韓国料理が食べたくなる。先日はふいに「うわっサムギョプサルを食べたい!!」と脳が思い始めて、どうしても食べずにはいられず、専門店『とんちゃん』へと向かった。 同店は恵比寿や渋谷...
コロナ禍の規制が少しずつ緩和されて、街を歩いていると外国人観光客もよく見かけるようになった。じっと自粛に耐えてきた人たちも、今年こそは旅に出ようと考えていたりするかもしれない。かくいう私も、気軽な旅行をしたいなあと検討中...
『未来のサイズ』は2013年~2020年の俵万智さんの短歌がまとめられている。俵さんの作品を読みたいなあと思い手に取り、実際楽しく拝見した。……のだが、取り上げているテーマが時事的なものが多いゆえに、思いのほか、ここ10...
沖縄の家族から、餃子が送られてきた。沖縄で製造しているらしく、「アグー豚の餃子」「ゴーヤー餃子」「いえぎょうざ(伊江島の餃子)」と面白いラインナップ。せっかくだから、と近所の友人も招待して、餃子パーティーを決行することに...
鎌倉・長谷の『THE CIRCUS』は、チーズケーキとアラゴスタの専門店らしい。チーズケーキはよく知っているが、アラゴスタとは……? というわけで、お邪魔して食べてみることにした。 アラゴスタはどうやら、イタリア語で「伊...