「おやつ」という響きに弱い。可愛くて、美味しくて、癒し……おやつの時間はいつだって心が躍る。
これまでは購入一択だったが、年を重ねるにつれて「毎日食べるなら自作しても楽しいかも?」と考えるようになった。ありがたいことに最近は、不器用な私でも作れるレシピも多い。というわけで今回は、おうちで可愛く・美味しく・かんたんにできるレシピ本をまとめておく。
毎日でも作れる! かんたんおやつ本
頻繁に作るならば、手間の少ないものでなくてはならない。気軽に作れてしまう、かんたんおやつ本はこちら。
おやつの時間 毎日作れる秘密のレシピ
「美味しいおやつを作るには気合いを入れなくてはならない……」と考えていたが、本書を読んで、いい意味で力が抜けた。フライパンで、鍋で、冷蔵庫で……気軽に用意できる調理器具と材料で“毎日”作れるおやつレシピを解説。ドーナツ、プリン、アイスクリームなど、ふいに食べたくなる定番が揃っている。
初めてでも失敗しない51のレシピ まいにちおやつ
「foodmood(フードムード)」店主・なかしましほさんによるレシピ集。以前なかしまさんのフルーツサンドレシピにお世話になり、とても美味しかったのでこちらも参考にしてみた。スコーンやクッキー、ワッフル、ホットケーキ、おやき……親しみやすいものから皆で食べたいおもてなし向けまでさまざまに紹介している。
私好みのおすすめおやつ本
ここで紹介している本はすべておすすめだが、中でも私の好みが顕著に出ているお気に入りたちは、こちら。
Romi-unieのうちで作るからおいしいおやつ
鎌倉のジャム専門店「Romi-unie Confiture」の大ファンであるゆえに、このレシピ本は嬉しすぎる。パンケーキやマドレーヌなどの一般的なおやつはもちろん、お店で人気のジャムやスコーンの作り方まで掲載。
おやつはうちで作るもの
料理家・有元葉子さんの定番おやつレシピ本。季節のフルーツを活かしたものや、カスタードをたっぷり活用するもの、アフタヌーンティーを楽しむためのレシピなど、個人的に好きな要素がたくさん詰まっている。
私の中で“有元さんのおやつ”と言えば、エッセイ『毎日すること。ときどきすること。』に登場するケーキ。仕事の休憩中にサクッと作ってスタッフに振る舞っていて、「ケーキってこんなにすぐ、かんたんに作れるんだ」と驚かされた。おやつ作りのハードルを下げてくれたエピソードである。
作品の再現おやつ本
物語に登場するおやつを再現できる、わくわく楽しいおやつ本はこちら。
わかったさんの こんがりおやつ
子どもの頃大好きだった「わかったさん」シリーズのレシピつき絵本。懐かしの可愛らしいイラスト、作品で登場するおやつ紹介に加え、新作レシピも追加されている。ちなみにこちらは第一弾で、第二弾は「ひんやりスイーツ」、第三弾は「ふんわりケーキ」がある。
世界のおやつ本
世界のおやつ事情・文化を学びつつ作れる本は、こちら。
世界のおやつ おうちで作れるレシピ100
異国の食文化に興味津々なので、当然おやつも知りたい。世界中のおやつレシピを100個も掲載している本書は、食欲と知識欲を同時に満たしてくれる。欧米のものは比較的慣れ親しんだものもあったが、アフリカ・中東あたりは知らないものばかりで新鮮。完成品はすべて可愛らしいイラストで表現されており、絵本のような世界観。
ノスタルジア喫茶 ソヴィエト連邦のおやつ事情&レシピ56
旧ソビエト連邦で食べられている、おやつ・ドリンクのレシピ集。外国料理ながら、身近な食材で作れる可愛い&美味しいおやつが盛りだくさん。現地の食文化や時代背景を併せて学べるほか、材料やお菓子のパッケージも紹介しており、写真集のように眺めるだけでも楽しい。
おやつはいつだって私を癒し、わくわくさせてくれる。購入品も楽しみつつ、自作にもどんどん挑戦していきたい。
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