『いつかティファニーで朝食を』⑩ 親子で朝ラーメン、徹夜明けの焼きそば
「いつかティファニーで朝食を」の第10巻は、主人公・麻里ちゃんの親友・リサが結婚。リサの結婚式をきっかけに、いつもの4人が「結婚」について考える印象的な一冊だった。 結婚に関するそれぞれの価値観も注目したいところだが、こ...
「いつかティファニーで朝食を」の第10巻は、主人公・麻里ちゃんの親友・リサが結婚。リサの結婚式をきっかけに、いつもの4人が「結婚」について考える印象的な一冊だった。 結婚に関するそれぞれの価値観も注目したいところだが、こ...
「みのまわり」を最初は、「食系の本かな」と思いながら買った。食に関する本には目がないので、「器」と言うテーマと、表紙の美味しそうな料理の写真を見て。 ……つまり私は、狭義的な意味でしか「器」を見ていなかったのである。器は...
「俺はパーティーアニマルだからよ、責任持つとか嫌いだけど、大人になったら色々あるだろ?だから今のうちに楽しんでおけよ」と言ってバスに乗り込んでいった。ありがとう、私も今のうちと言わず、一生楽しむつもりだよ。てゆーか、パー...
はじめて村上春樹さんの翻訳を読んだのはおそらく、トルーマン・カポーティの『ティファニーで朝食を』。“小説家が訳す翻訳作品”というものを読むのも、初体験だった。 その後、同じく彼が訳したレイモンド・チャンドラーやスコット・...
毎回魅力的な朝食を紹介してくれるグルメ漫画『いつかティファニーで朝食を』。第9巻は、主人公・麻里子とその親友・典ちゃんに大きな変化が訪れる。環境が変わっていく中で、朝食は気持ちを切り替えるきっかけをくれたり、新たな出発の...
『3月のライオン』はプロ棋士の高校生・零くんが「自分のために自分と向き合い続ける物語」だと、以前に書いた。 ただ、自分と向き合い続けることは、自分だけでは難しい。誰かに支えられたり、影響を受けたりして初めてできるものなの...
何度でも読みたくなる本たちは、私の人生を豊かにし、支えてくれている。 『&Premium』2019年10月号の特集は、「あの人がもう一度読みたい本」。たくさんの著名人たちが、自分の心に残っている本を紹介している。...
読書にはさまざまな効能がある。癒し、発見、知的好奇心の充足……感じる効能は十人十色だろう。しかし、ひとたび沼に落ちてしまうと、どこまでも貪るようにページをめくってしまうこともあれば、やらなければならないことをさておいて、...
町の本屋は、たくさんのことを教えてくれる。小さい頃から地元の本屋はよく通っていたし、現在の東京の家も、近所に好きな本屋さんがいくつかあって、それが住む理由の一つにもなった。 “三重を刺激する大人のローカル誌”こと『NAG...
『映画の中の女たち』は、著者・亀石みゆきさんが好きな映画の感想をイラストとともに文章にまとめた一冊。タイトルの通り、映画に登場する女性をメインに解説している。国内だけでなく、中国やサウジアラビアなど、多様な作品がまとめら...