「家カレー」を楽しむための個人的参考書。スパイスカレーから各家庭の個性豊かな味まで
「家カレー」、進化しすぎていませんか? ちょっと前まで“いつもの”カレールウで作るのが当たり前だったような気がするのに、今では季節で食材を変えたり、スパイスを変えたりしている。ルウ自体も個性豊かなものが増えていて、選ぶの...
「家カレー」、進化しすぎていませんか? ちょっと前まで“いつもの”カレールウで作るのが当たり前だったような気がするのに、今では季節で食材を変えたり、スパイスを変えたりしている。ルウ自体も個性豊かなものが増えていて、選ぶの...
「おやつ」という響きにはどうも弱い。特別甘いもの好きというわけでもないが、疲れた体に沁み渡るおやつの時間、フォルムのかわいらしい菓子類、ともにいただくコーヒー、紅茶……おやつはいつも、心躍るものである。 スーパーやコンビ...
「だし」の旨味が本当に好きだ。かつおも昆布も鶏ガラも、トマト、コンソメなど洋の食材の味わいも……体の芯からじんわりと「美味い」と感じ、幸福な気持ちになる。そんなわけで、だしをより楽しむべく、個人的にさまざまな本を参考にし...
朝ご飯は何となく、パンが多い。出先で美味しいパン屋を見つけたら、「明日の朝ごはんにしよう」とわくわくしながらパンを買っている。そう思うと私は、どうやら結構パンが好きらしい。 パンにまつわる情報収集も好きで、いろんな本や雑...
美味しそうな料理の描写、キャラクターたちがそれを満足げに頬張る様子、食事というテーマの中で描かれる日々の楽しみ、悩み……グルメマンガにはたくさんの魅力が詰まっている。 人生のそばに「食」はある 「食」は、人生においてなく...
朝には滅法弱い。しかし、美味しいご飯が待っていると思うと、不思議と起きられる。だから私にとって、朝食は割合重要である。 日々はシンプルなメニューが多いものの、ときには自分のために、ちょっと豪華にしてみたり、新しい料理やお...
「食べること」と「言葉」が好きだからか、食にまつわる小説やエッセイなどにも惹かれる。食べ物、飲み物は、言葉で読んでも味わい深いのである。 今回はそんな中でも、食べ物、飲み物にまつわる「詩」について考えてみたい。 高村光太...
コロナ禍の規制が少しずつ緩和されて、街を歩いていると外国人観光客もよく見かけるようになった。じっと自粛に耐えてきた人たちも、今年こそは旅に出ようと考えていたりするかもしれない。かくいう私も、気軽な旅行をしたいなあと検討中...
トーストやホットケーキにバターを塗っているとき、料理にバターを使うとき、ふいに「バターだけ食べたいなあ」と思うことがある。レーズンバターは大好きだし、バター風味のおやつにも目がない。自覚はあんまりなかったけれど、私は実の...
今井夏美さんの『いい日だった、と眠れるように 私のための私のごはん』。今井さんの日常生活で作っているお料理のレシピたちと、食卓まわりの話を綴ったエッセイがまとめられている。「『食いしん坊』と言われ続けた人生」(p.2)(...