コロナ禍の規制が少しずつ緩和されて、街を歩いていると外国人観光客もよく見かけるようになった。じっと自粛に耐えてきた人たちも、今年こそは旅に出ようと考えていたりするかもしれない。かくいう私も、気軽な旅行をしたいなあと検討中である。
そんな中で手にしたのは、甲斐みのりさんの『にっぽん全国おみやげおやつ』。全国津々浦々にある可愛くて美味しいおやつたちをかき集めた一冊で、これから旅を検討している人々にぴったり。お取り寄せできるものもあるので、引き続き家で楽しむのももちろんいい。気になったお菓子の一部をメモしておく。
オカシヤ キイロの「週末シトロン」
フランス菓子の「ウィークエンドシトロン」が由来らしい。京都の「Subikiawa食器店」がデザインしたというパッケージがとってもかわいいほか、檸檬の形も印象的。友達の家に持って行きたい一品!
POMOLOGYの「クッキー缶」
果物や動物が描かれた缶に、詰まりに詰まった檸檬型や花型のクッキー! 金額も手ごろだし、ちょっとした手土産にもいい感じ。ちなみに私はなぜか無花果のイラストに激弱で、同店のイラストにも胸を打たれました……素敵……
白樺の「白いダイヤいりたらふくもなか」
横になっているまねき猫型のもなか、かわいすぎ!!! 猫好きの友達にプレゼントしたい。「白いダイヤ」は初めて聞いたが、どうやら白小豆のつぶあんのことらしい。公式ホームページを調べたら紅白バージョンもあった……祝いの席に持って行きたい。
米倉商店のバナナ饅頭
北海道・池田町で販売されている、バナナの形、バナナ風味の白あんの饅頭。レトロなパッケージは、なんと昭和30年から変わっていないらしい。どうもバナナ味には目がない人間なので、北海道に行ったら絶対買いたい。
松宗菓子店の11ぴきのねこたち
11ぴきのねこの練り切り。顔の形になっていて表情豊かで可愛らしい。1個ずつ買えるようなので、すきな表情をいくつか買いたいなあ。とか言って、11ぴき揃えたい気持ちもあるけど……ちらっと調べてみたところ、なんとふるさと納税でも手に入るらしい! 遠方民にはありがたい。
廣榮堂武田のきびだんご
きびだんごのデザインが変わっていることを、本書にて知った。以前は五味太郎さんの優しいイラストだったが、今はイラストレーターのNoritakeさんによるお洒落な桃太郎。時代の移り変わりを感じるなあ……どちらも別の魅力があって好きだ。新パッケージも購入して楽しみたい!
ここに書いたのは本当にほんの一部。ほかにもたっぷり、たっぷり可愛くて美味しそうなお菓子が載っていたので、今後の旅のお供に重宝するのである。
『にっぽん全国おみやげおやつ』の詳細をチェックする
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