「IN/SECTS」vol.13を読んで考える、本屋の今とこれから
本屋経営の苦しさや難しさを、よく聞くようになった。出版不況、活字離れ、言葉にすれば簡単だが、その実はもっと複雑ではないかとも思う。情報過多の時代で、情報収集の手段がこんなに増えた今、その中で「本」を選ぶ人が減っていても、...
教養本屋経営の苦しさや難しさを、よく聞くようになった。出版不況、活字離れ、言葉にすれば簡単だが、その実はもっと複雑ではないかとも思う。情報過多の時代で、情報収集の手段がこんなに増えた今、その中で「本」を選ぶ人が減っていても、...
文学加藤千恵さんの短編・短歌集『ハッピー☆アイスクリーム』、高校生の頃に読まずに済んで本当に良かった。もし高校生の頃に読んでたら、あまりの共感に爆死していたと思う。それくらいに甘酸っぱい高校生の青春が、詰まりに詰まっている。...
文学そこはかとなく漂う不穏な空気。それをじわりじわりと感じながら、ときに一生懸命気づかないふりをしながら、読み進めていく。あちこちにちらばる気づきたくない伏線を、少しずつ回収して…… 『ボトルネック』は、主人公・嵯峨野リョウ...
“おいしい”本「CDT」は形といいデザインといい、飛び出している留め具(コレクションするのに便利!)といい、インパクトのある見た目をしている。表紙は紙を切り貼りしたコラージュのようになっていて「なんだこのZINEは!?」と一気に吸い寄...
“おいしい”本「大人ごはん」は「人から見ればありふれた、なんでもない日常を、自分ごととして再発見すること」を目指した雑誌。どんな人にも欠かせない「食」をコンセプトとし、さまざまな人物の食生活をインタビューやコラム、座談会形式で掲載して...
文学川上未映子さんが村上春樹さんにインタビューを行った『みみずくは黄昏に飛びたつ』。創作の裏側、小説家としての在り方、フェミニズムへの問いなど、かなり幅広い内容を深く、深く切り込んでいる。私が気になっていたことも聞いてくれて...
マンガ『地獄のガールフレンド』は、20~30代の女三人がひょんなことから同居する物語。三人はもともと他人で、立場も年齢も違っていて、友達でも何でもない。それなのになのか、だからこそなのか、日頃の出来事を語り合い、自分の中にある...
文学雑誌の特集や著名人のインタビューで、たびたび印象に残っている本として『モモ』が挙げられているのを見かける。児童書でありながら、大人が読んでも興味深い本であるようだ。 私は残念ながら、子どもの頃に本書を読む機会はなかった。...
マンガ吉祥寺で不動産屋を営む都子・富子の双子が、さまざまな東京の街を案内してくれるマンガ『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』。第3巻でも、恵比寿や茗荷谷などいろんな場所を巡りつつ、不動産屋にやって来た客にぴったりな街を紹介してい...
文学日本語には関西弁や東北弁、博多弁など、数多くの方言がある。これらは、小説やマンガなどのフィクションにもたびたび登場する。 とはいえ、声に出して喋る方言と、文字にして読む方言はちょっと違う。特に文字にしてみると、微妙なリズ...