2020年1月にオープンしたばかりの、蔵前『Bistro Double 11(ビストロ・ドゥーブル・オーンズ)』。気軽にフランス料理とワインを楽しめ、最近はテイクアウトメニューも豊富に取り揃えてくれていてありがたい。
落ち着いた雰囲気ながらも敷居は高すぎず、温かい「町のビストロ」という感じがする。
充実の昼飲み! フランス料理とワインの店
最初に『Double 11』を知ったとき、ランチタイム、ディナータイムのほかに、土・日に「昼飲み」と書かれた時間帯があったのをよく覚えている。
昼からお酒を提供している店は多いが、“昼から酒を飲む目的で行ける店”はなかなか少ない。そんな中でわざわざ「昼飲み」と書いてくれることは「気軽に飲みに来てくださいね」と言われているようでとても嬉しい。
いざ昼飲みに行ってみると、お昼でもお酒と合わせる料理が充実していて驚いた。お昼だけど、がっつりディナーのように食事もワインも堪能してしまった。満足度が高いのに、まだお昼……これはハマる人も多そうである。
ブルーで統一された、洗練された店内
飲食店は一般的に、暖色の店が多いとされている。食べ物を美味しく見せる色だからだ。しかし『Bistro Double 11』は、シックで落ち着いたブルーがメイン。壁やドアはブルー系統で統一されている。
珍しいけれど、洗練された雰囲気で素敵だと思った。ブルーは気持ちを落ち着かせてくれる色。心おきなく食事を楽しむのに、むしろ向いているのかもしれない。
料理が鮮やかで美しい。盛りつけの表現に感動
同店は料理がどれも絶品なのだが、盛りつけも美しくて好きだ。使っている器もおしゃれで、色合いにもこだわりを感じる。テーブルに持ってきてもらったときに、感動のあまり「うわあ~!」と自然に声が漏れてしまう。
お弁当にお惣菜、オードブル。充実のテイクアウト
外出自粛が呼び掛けられるようになってしばらくした頃、『Double 11』でオードブルのテイクアウトが行われていることを知った。
事前予約が必要だが、さっそく注文してみると3,000円ほどで盛りだくさん入っていた。コスパがとても良くて、「こんなにいいんですか?」と驚いてしまう。
それ以外にも、お惣菜をテイクアウトで販売していた時期もあって、それを楽しみながら自粛を乗り切った節がある。ワインと一緒に購入して、自宅で贅沢な時間を過ごすことができた。コロナ禍限定の取り組みだったのかもしれないが、本当にありがたかった。
現在もランチタイムではお弁当を販売している。フレンチだけでなく、和食や中華っぽいメニューのときもあって、ふだんづかいしやすいのが嬉しい。ほかにも、ジャムやお菓子類も販売されていて、手土産にするのもおすすめ。とにかくテイクアウトの充実がスゴイ。
少しずつ外食もしやすくなってきた今、また『Double 11』でのんびり昼飲みをしたい。料理とお酒を店で楽しみながら、豊かな時間を過ごしたいと考えている。
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