日本橋『フォートナム&メイソン』で優雅なティータイム。スコーンの食べ方を再確認するの巻

買い物帰りに、紅茶の名店『フォートナム&メイソン』三越日本橋本店にお邪魔した。紅茶の販売をしているスペースに加え、ティータイムを楽しめるイートインスペースもある。

歩き回って疲れた体を、美味しい紅茶とスイーツで癒したい……と、店内に入り、わくわくしながら紅茶とスコーンのセットを注文。実のところ、ティーバッグは購入したことがあるが、イートインは初めてだったのである。優雅な午後を、過ごしました。

スコーンって、手で食べるので合ってるよね?

スコーンも紅茶も、複数種類がある中から選べる。特に紅茶は種類が豊富で、かなり悩んだ……紅茶は女王の名を冠した「クイーン・アン」、スコーンはアールグレイとレーズンをチョイス。ちなみにアン女王は同店が創業した当時に即位していたそうだ。

まず紅茶。最初にストレートでいただいた後、ミルクをたっぷり加えてミルクティとして楽しんだ。ほろ苦さと渋みがかなり好み……甘いお菓子ともピッタリである。

そして、スコーン。ここで私は、気づく。手元に、フォークとナイフがある!!! 私の記憶が正しければ、スコーンは手で食べるもの、のはず。というか、手で食べた方が美味しい気がする。いつぞや食べた、イギリスでのスコーンを思い出す……

だいぶ前なので、画質……

フォークとナイフがあるなら使うべきか? それとも手で食べるべき? 悩んでいったん使ってみたが、どうもしっくり来ない。調べてみると手で食べるのが一般的ではあるが、スコーンを半分に切る場合に専用のナイフを使うこともあるらしい。フォークも普通は使わないけど、中には使う人もいるようだ。お店的には、念のため置いてくださっているのかも。ほかのメニューに使う人も、いるだろうし。

うーん、それにしても、この手のマナーは「絶対ダメ」と「使ってもOK!」の両方が出てくるから、毎回悩まされる人も多いのでは。まあただ、スコーンは結構ボロボロと割れてしまうので、もしフォークがOKでも、フォークで食べるのにはあんまり向かないのかなあと感じる。やっぱり手で食べた方が綺麗だし、美味しい!

紅茶とお菓子で癒されようとふらっと立ち寄っただけなのに、お店でのスコーンの食べ方について再確認することとなり、意外な学びと発見を得た。

それにしても、相変わらずアールグレイを筆頭に、紅茶味のものに弱い私である。スコーン、すっごく美味しかった……

フォートナム&メイソン 公式ホームページ

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襟田 あいま
食べること・読むことがとにかく好き。食と本にまつわる雑感を日々記録しています。