お取り寄せ、手土産にも。『伊勢せきや』であわび、米など三重の銘品を買おう

地元・三重でおすすめしたい銘品はいろいろある。今回はその中から、『伊勢せきや』の話をしたい。

『伊勢せきや』はあわびなどの三重の海で穫れた新鮮な食材の商品を販売している。気軽なお土産というよりは、目上の人に渡す手土産や、お祝いなどの特別な日の贈り物といった印象がある。お歳暮やお中元用に購入する人も多いだろう。

お祝い事の贈り物にしたい「参宮あわび」

三重と言えば「あわび」。伊勢神宮で2000 年もの長い間神前に供えられ続けているほか、古来朝廷への貢物や祝いの食べ物として重宝されてきた。現在も「のし」の由来である「のしあわび」のように、お祝いの際に贈る人も多い。

『伊勢せきや』では、そんなあわびを贈答用に「参宮あわび」として販売している。殻や肝もまるごと入った「姿煮」、たれで煮込んだ「脹煮」の二種類があるほか、炊き込みご飯がつくれる「あわびごはんの素」も美味しい。

伊勢ならではの味と技術を届ける「匠の一座」

『伊勢せきや』のご主人・関谷充司氏が発起人となり、伊勢で生み出された“ほんもの”の味や技術を届けるために始まったという「匠の一座」。現在伊勢神宮の外宮表参道には、真っ白なのれんを掲げた本店もあり、認知度も高まりつつある。

伝統的な技術や味を持ち合わせている「匠」に声をかけ、受け継いでいくべきとされる銘品たちを集めて販売している。例えば、三重県内の農家でつくられている「お伊勢さんのお米 匠の穂 伊勢ひかり」などがあり、知る人ぞ知る三重の食に触れることができる。

個人的にはシンプルで上品なパッケージがとても好きだ。いいと思ったものを偽りなく、まっすぐに差し出してくれている感じがする。

朝かゆや軽食を楽しめる『あそらの茶屋』

『伊勢せきや』、そして「匠の一座」の商品は基本的に直営店のほか、デパートなどでも購入することができる。しかし、それだけでなく、同店の食材をつかった朝かゆや軽和食などを食べられる『あそらの茶屋』もある。もし三重に行く機会があれば、その場で楽しむのもおすすめ。

通販でも「あそらシリーズ」があり、朝かゆやごはんの素、珍味などを販売している。こちらも『伊勢せきや』「匠の一座」の商品同様、ちょっとした手土産にぴったりである。

コロナ禍でなかなか帰省もできない日々が続くが、『伊勢せきや』の商品はお取り寄せもできるので嬉しい。いつもは誰かのために買うことが多いが、自粛続きで疲れている自分のために買うのもいい。

伊勢せきや 公式ホームページ

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襟田 あいま
食べること・読むことがとにかく好き。食と本にまつわる雑感を日々記録しています。