イタリア・シチリアのチョコレートメーカー『ボナイユート』。食感楽しい濃厚チョコタブレットを食す

イタリア・シチリア土産にいただいた『ボナイユート』のチョコレート。食べたことはなかったけれど名前を聞いたことがあって、もらった瞬間に「うわっボナイユートだ!」と喜んでしまった。一度食べてみたかった~!

古代のチョコレートと言われる由縁

正式には、『ANTICA DOLCERIA BONAJUTO(アンティカ・ドルチェリア・ボナイユート)』。シチリアの名店で、その商品が「古代のチョコレート」と呼ばれていることは、何となく知っていた。

調べてみるとどうやら、カカオ、砂糖のみを使用した古代からの製法を採用しているらしい。パッケージにはイタリア語で「1880年から」と書かれており、100年以上続く老舗であることもわかる。

開けてみるとこんな感じ。大きめサイズ4つに割れるタブレット。

ざらめのような砂糖の食感がインパクト大

どんな味なんだろう……とワクワクしながら、まず一口。すると、ふつうのチョコレートではあまりないジャリッとした食感。ざらめのような、砂糖の味がする。

しかし、言う程甘すぎるわけではない。砂糖の甘みは、カカオの風味と調和している。綺麗に滑らかに整えられたチョコレートもすっごく好きだけど、これはそれとは別の美味しさがある。素材の特徴を残しているようなイメージだろうか。

ウイスキーやブランデーなどのお酒にも合いそうであるし、エスプレッソと一緒でもいいかも。砂糖をたっぷり入れる代わりに、ボナイユートのチョコレート!

ちなみにこの製法自体は、アステカ帝国の時代にまでさかのぼるらしい……16世紀あたりには、こういうチョコレートが親しまれていたのかあ……と、ついつい歴史に思いを馳せてしまうのであった。

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襟田 あいま
食べること・読むことがとにかく好き。食と本にまつわる雑感を日々記録しています。