大人にも愛される児童文学、ミヒャエル・エンデ『モモ』。心の豊かさを生む時間について考える
雑誌の特集や著名人のインタビューで、たびたび印象に残っている本として『モモ』が挙げられているのを見かける。児童書でありながら、大人が読んでも興味深い本であるようだ。 私は残念ながら、子どもの頃に本書を読む機会はなかった。...
雑誌の特集や著名人のインタビューで、たびたび印象に残っている本として『モモ』が挙げられているのを見かける。児童書でありながら、大人が読んでも興味深い本であるようだ。 私は残念ながら、子どもの頃に本書を読む機会はなかった。...
はじめて村上春樹さんの翻訳を読んだのはおそらく、トルーマン・カポーティの『ティファニーで朝食を』。“小説家が訳す翻訳作品”というものを読むのも、初体験だった。 その後、同じく彼が訳したレイモンド・チャンドラーやスコット・...
ヴァージニア・ウルフと言えば、イギリス19~20世紀を代表する作家である。文化人が集う「ブルームズベリー・グループ」に所属し、フェミニストであり、小説はもちろん、エッセイなどさまざまな著書を世に残した知的でかっこいい女性...