カカオ豆からチョコレートになるまで一貫して製造を行う、ビーントゥーバーのチョコレート専門店が増えている。
産地や製法にこだわり、小規模ながら一つ一つ丁寧につくられていることがわかるチョコレートを見ると、ついつい顔がほころぶ。これはどんな味がするんだろう、これはどんな思いでつくられているのだろう、と想像するのが楽しい。
先日は『Tribal Cacao』でチョコレートを購入した。そして、初めてトリニダード・トバゴでつくられたチョコレートの味を知ったのだった。
『Tribal Cacao(トライバル・カカオ)』とは?
2018年にオープンした『Tribal Cacao(トライバル・カカオ)』は、ビーントゥーバーの専門店。添加物を一切使用しないチョコレートを一つ一つ手づくりしている。カカオ豆と砂糖のみを使ったシンプルなチョコレートだ。さらに、砂糖は白砂糖、糖製糖を使わず、ミネラル分を残した沖縄産の含蜜糖を使用しているそうだ。
チョコレートのほかにもカカオニブを売っている。さらにカフェもあるらしく、アイスクリームやパフェ、ソルベなどでチョコレートやカカオを楽しめるという。
可愛らしいパッケージ、味わいはフルーティ
イベント出店されているときに伺い、試食をさせてもらった。どれもフルーティさが感じられて新しい味わいがした。ビーントゥーバーでつくられているチョコレートはどれも特徴的だとは思うが、完熟したフルーツを食べているような味わいは初めてだった。このなかで個人的に最も美味しいと思ったトリニダード・トバゴのものを購入することにした。
ほかにも、アルアコ(コロンビア山岳地帯の少数民族)やハイチなど、あまり見かけないカカオを使ったチョコレートも多くて面白かった。 そして何より、パッケージがカラフルで可愛らしい。手土産にもぴったりである。
オンラインショップでも購入できるようなので、興味があればぜひ。見てみるとグラノーラなどもあるようだ。食べてみたい……
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