「器」の意味を再考する旅。マトリョーシカは器か? 「みのまわり」vol.3 「器」
「みのまわり」を最初は、「食系の本かな」と思いながら買った。食に関する本には目がないので、「器」と言うテーマと、表紙の美味しそうな料理の写真を見て。 ……つまり私は、狭義的な意味でしか「器」を見ていなかったのである。器は...
「みのまわり」を最初は、「食系の本かな」と思いながら買った。食に関する本には目がないので、「器」と言うテーマと、表紙の美味しそうな料理の写真を見て。 ……つまり私は、狭義的な意味でしか「器」を見ていなかったのである。器は...
「俺はパーティーアニマルだからよ、責任持つとか嫌いだけど、大人になったら色々あるだろ?だから今のうちに楽しんでおけよ」と言ってバスに乗り込んでいった。ありがとう、私も今のうちと言わず、一生楽しむつもりだよ。てゆーか、パー...
写真家・植本一子さんの日記『ブレブレ愛してる』は、植本さんの仕事や生活、ふだん考えていることなどが率直に綴られている。 簡潔でさらりと読める一方で、一つひとつの言葉に熱がこもっているような感じがあって、読んでいると思わず...
『映画の中の女たち』は、著者・亀石みゆきさんが好きな映画の感想をイラストとともに文章にまとめた一冊。タイトルの通り、映画に登場する女性をメインに解説している。国内だけでなく、中国やサウジアラビアなど、多様な作品がまとめら...
みのわようすけさんのショートショート集『よくねたパン』を読んでいると、夢と現実の境目が揺らいでいって、不思議な感覚に陥る。これは本当の話? それともフィクション? わからない、でも、面白くてついつい笑ってしまったり、感心...
「空想純喫茶 七つのエピソード」は難波里奈さんによる短編集。クルミド出版が発行している喫茶店にまつわる物語を収録した「喫茶の文体」シリーズの一つである。 各物語の舞台は全て純喫茶。どれも一ページ完結でさらっと読めるが、読...