オフラインでとりとめなく語る、読書感想。心に留め、家族や友人、身近な人と話してみる
以前、読書記録を残す意義について記事を書いた。特にオンラインで記録することは、見知らぬ誰かと感想を共有できたり、好きな本の魅力を誰かに伝えることができたり、著者の方へお礼を言えたり……実にさまざまな効能が存在し、それらを...
以前、読書記録を残す意義について記事を書いた。特にオンラインで記録することは、見知らぬ誰かと感想を共有できたり、好きな本の魅力を誰かに伝えることができたり、著者の方へお礼を言えたり……実にさまざまな効能が存在し、それらを...
自宅の本棚をなんとなく眺めていて、ふと「かえるの学校」さんの『ことばの扉をひらく』が目に入った。ずいぶん前の文学フリマで購入したもので、校正教室の生徒さんたちが気になる言葉を一つずつ選び、辞書から意味を引用しつつ、オリジ...
コロナ禍に入って3年以上。テレワークにより、そこそこに体力が失われていっていることは理解していたつもりだった。ただ、正直に言えば、軽く運動をするだけで疲れるレベルだろうと高を括っていた。 現在、体力の減少は、至るところで...
飲食店一家に生まれ育った所以なのかはわからないが、私は割と「食」で幸せを満たすタイプだと思う。嫌なことがあっても美味しいものを食べたらある程度忘れられるし、逆に嬉しいことがあったときも「よーし今日は美味しいものを食べてお...
本当に読むに価いするものは、多くの場合、一度読んだくらいではよくわからない。あるいはまったく、わからない。それでくりかえし百篇の読書をするのである。時間がかかる。いつになったら了解できるという保証はない。 『読みの整理学...
実家が飲食店で、おまけにフードライターをやっていると、「美食家」「グルメ」「舌が肥えている」などといったレッテルを貼られてしまう。 褒め言葉として言ってもらえることも多いので本当に申し訳ないのだが、私はこの手の言葉が苦手...
朝井リョウさんのエッセイ『風と共にゆとりぬ』の中に、会社員という「枠」を手放した話があった。これまで作家と会社員の仕事を両立してきたが、ある仕事をきっかけに作家業のみに集中することにしたのだという。 退職して感じたことは...
ミヒャエル・エンデ『モモ』の感想を見ていると、多くの人が「時間を大切にしなきゃいけない」「効率ばかり求めるのはよくない」といった時間の概念にまつわるものが多い。かくいう私も、同作品を読んで同じことを考えた。 しかし、最近...
私は食べるのが好きだが、食べ物モチーフのグッズもかなり好きだ。見かけるとついつい、見入ってしまうし、買ってしまうし、集めてしまう。特に文房具。気がつけば、食べ物のイラストや写真の入ったグッズに溢れている…… 今回は手持ち...
映画『青葉家のテーブル』では、美大の予備校に通う女の子二人がZINEを作るシーンがある。お互い一ページずつ好きなことを書いて交換しながら、完成させていく。内容は日記であったりデッサンであったり、コラージュしていたりと、ペ...