コロナ禍で外出自粛・飲食店の時短営業が続き、だいぶ家飲みが板についてきた。Web飲みにテイクアウト、凝ったおつまみづくり、お取り寄せ……さまざまな楽しみ方に挑戦してみてはいるが、気軽に飲みに行ける日はまだまだ遠いだろう。
というわけで、パリッコさん・スズキナオさんの著書『のみタイム1杯目 家飲みを楽しむ100のアイデア』から、知恵を拝借してみることにした。これは挑戦したいと思ったアイデアを、まとめてみることにする。
009 インスタントコーヒー焼酎を飲む
焼酎にコーヒー豆を漬け込んで、風味づけを行う「コーヒー焼酎」。美味しいことがわかっていても、漬け込んですぐには飲めない、漬け込む時間の調整が難しいという点があり、なかなか家では挑戦しづらい。
しかし、ここで紹介されているインスタントコーヒーはとても簡単。プラカップの焼酎にスティックタイプのインスタントコーヒーを入れてふたをし、振って混ぜるだけなのだという。パリッコさんによれば「けっこうバカにできないくらいにきちんとコーヒー焼酎」なのだそうだ。
056 「牛もつ煮込み」を作ってみる
居酒屋に行けないジレンマからか、居酒屋メニューを作ることが増えた。だし巻き卵や梅きゅう、ナムルなどはよくつくるが、まだもつ煮込みには挑戦していない。
なんとなく手間がかかりそうなイメージがあったものの、本書の解説を見ると、煮込むだけなので難しくなさそう。ぜひやってみたい。
067 果物を使って作った酒を飲む
コロナ前だったら絶対にやらないであろう、時間のかかるお酒づくりも良さそう。ここでは、冷凍した果物を使った酎ハイ、バナナジュース割りなどが紹介されている。そういえば、うちにもずいぶん前に冷凍したマンゴーがあったはず……
079 コンビニかけ合わせグルメで飲む
コンビニの商品をかけ合わせて、新しいおつまみを作るという試み。セブンイレブンの「素材の味わいかぼちゃサラダ」と「おつまみカニカマ」が美味しいらしい。
そして、アイデアの生みの親であるディスク百合おんさんによれば、「ポテサラの包容力がすごい」とのこと。いろんな食材に合わせられるそうだ。私だったら何をかけ合わせようかな?と考えるだけでも楽しい。
090 黒と白のビールを割りながら飲む
ハーフ&ハーフが好きだ。しかし、店で注文するばかりで、家で作って飲むという発想はなかった。しかし、家であれば、確かに自分の好みで比率を変えられるし、使うメーカーも自分で選べる。これってかなり画期的ではないだろうか? いくつか作って、飲み比べもしてみたい。
今回は食の実験的なアイデアをピックアップしているが、ちょうちんや短冊メニューを用意して「家飲み向上」を目指す、「5、6個コレクションを見せ合って飲む」といった雰囲気づくりやレクリエーションの提案もあって面白い。
今後も悲しいながら続くであろう自粛期間、本書を参考にしつつ、楽しみ方を工夫していきたいところである。
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