『だし生活、はじめました。』だしのとり方を知って、食生活をもっと豊かに
「だしのとり方を知っている」ということは、丁寧に生活することの象徴であるように感じる。 だしが好きで、自分でも取りたいと思っていた。そんなとき、本屋でたまたま手に取った『だし生活、はじめました。』の冒頭に、以下の言葉が書...
「だしのとり方を知っている」ということは、丁寧に生活することの象徴であるように感じる。 だしが好きで、自分でも取りたいと思っていた。そんなとき、本屋でたまたま手に取った『だし生活、はじめました。』の冒頭に、以下の言葉が書...
「暮しの手帖」2020年早春・4号の特集「丁寧な暮らしではなくても」には、随分と驚いた。同誌はずっと、丁寧な暮らしの代表格のように思っていたからだ。自分の暮らしにしっかりと手を掛け、心穏やかに過ごす。バタバタと忙しない日...
トマトを使ったお酒に弱い。馴染みのない人もいるだろうが、トマトは野菜の中でも、比較的酒類と相性が良い気がするのである。甘酸っぱさとだし顔負けの旨味は、ふだん飲むお酒をより美味しくしてくれる。 これまでに出会ったトマトの美...
鳥飼茜さんのマンガが好きだ。連載中の『サターン・リターン』も最新刊まで所持しているし、『おんなのいえ』『ユー・ガッタ・ラブソング』『地獄のガールフレンド』など、共感しながら読んだ作品は数知れない。「これほどまでにハマる理...
地元・三重でおすすめしたい銘品はいろいろある。今回はその中から、『伊勢せきや』の話をしたい。 『伊勢せきや』はあわびなどの三重の海で穫れた新鮮な食材の商品を販売している。気軽なお土産というよりは、目上の人に渡す手土産や、...
文章は読めるのに、内容がまったく頭に入ってこないときがときどきある。単語の意味がわからないということではない。言葉それぞれの意味はわかっているのに全体の内容を理解できず、うまく消化できないということだ。 ただ、『読みの整...
新型コロナウイルスの影響で外出自粛を迫られ、家で過ごす時間が増えたとき、「お茶を飲む時間が増えた」と友人たちが口を揃えて言っていた。今、私たちが改めて必要としているものが「お茶」なのかもしれない。関心も必要性も最大限に高...
『いつかティファニーで朝食を』第13巻。全14巻なのでかなりクライマックスに近づいてきたところ。 主役の4人、麻里ちゃん・典ちゃん・リサ・栞も仕事や住んでいる場所、パートナーとの関係性などがどんどん変わってきているが、そ...
私は器が好きである。いつからハマったのかよくわからない。もともと見るのは好きだったが、ついぞ自分で集め始めたのがおそらく3~4年前。コツコツと買い続けている。 どれもこれもお気に入りばかりだが、改めて購入した器の良さを記...
コロナ前、両国『麦酒倶楽部POPYE』へうかがった。誰もが気兼ねなく好きなビールを飲み、仲間とのおしゃべりを楽しみ、テーブルはどこも埋まっていた。知らない人とも席が近く、メニューはまわりと貸し借りして笑い合っていた。 あ...