文房具をもっと楽しむためのアイデア。「OZ magazine」2022年1月号「文具散歩」
今年に入ってから、ますます文房具愛が募っている。特に紙製品には目がなく、雑貨屋などに行くとついつい使い切れもしないのに、レターセットやらシールやらメモ帳やらを物色してしまう。 しかし、今年からはコラージュを趣味にしたので...
今年に入ってから、ますます文房具愛が募っている。特に紙製品には目がなく、雑貨屋などに行くとついつい使い切れもしないのに、レターセットやらシールやらメモ帳やらを物色してしまう。 しかし、今年からはコラージュを趣味にしたので...
自分が生まれる以前の文学作品に、どうしようもなく惹かれる。私たちが生きているこの時代の何十年、何百年も前に生きた人たちが、どんなところで暮らし、どんなことを考えてきたのかを知ることができるからだ。 現代では考えられないよ...
日記文学は面白い。誰かの一人称で綴られるリアルな日常は、たとえトンデモ事件が起きなくても楽しいのである。朝起きてから夜眠るまでにしたことを淡々と書いているだけであったとしても、なぜこんなにも、私の心を躍らせてくれるのだろ...
本屋経営の苦しさや難しさを、よく聞くようになった。出版不況、活字離れ、言葉にすれば簡単だが、その実はもっと複雑ではないかとも思う。情報過多の時代で、情報収集の手段がこんなに増えた今、その中で「本」を選ぶ人が減っていても、...
川上未映子さんが村上春樹さんにインタビューを行った『みみずくは黄昏に飛びたつ』。創作の裏側、小説家としての在り方、フェミニズムへの問いなど、かなり幅広い内容を深く、深く切り込んでいる。私が気になっていたことも聞いてくれて...
『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』には、作家の村上春樹さんが1997年~2009年(※単行本版。最新の文庫版は1997年~2011年)に受けたインタビューが収録されている。メディア露出がほとんどない中、こんなふうに...
いつか家に活版印刷の機械が欲しい。最近は家でできるものも増えているから、家で自由に名刺をつくったり、ちょっとしたメッセージカードをつくったりして遊びたい。そんなことをずっとずっと考えている。 三浦しをんさんの『ふむふむ ...
「なnD」7号、小さいサイズながら内容が充実しまくっていて、かみしめるように読んだ。面白かった~!! 書きたい感想は山ほどあるが、今回は特に印象的であった、西山敦子さんと近代ナリコさんの対談「ケイト・サンブレノ『ヒロイン...
東京メトロのフリーペーパー『メトロミニッツ』が、2021年にリニューアル。「ローカリズム」の名を掲げてスタートした。第2回目に配布された特集は「リトルプレスで旅するローカル」。地方で制作されているリトルプレスから見えるロ...
「だしのとり方を知っている」ということは、丁寧に生活することの象徴であるように感じる。 だしが好きで、自分でも取りたいと思っていた。そんなとき、本屋でたまたま手に取った『だし生活、はじめました。』の冒頭に、以下の言葉が書...