蒲田『你好』でぶわっと広がる羽根つき餃子とビールセットの夜
「蒲田といえば餃子だよね」 友人と蒲田で食事をすることになり、どこがいいかなあとネットで探していたら「餃子」「ラーメン」「定食」「焼肉」と、カジュアルでボリューミーなキーワードの嵐。中でも餃子を売りにしている飲食店が多く...
「蒲田といえば餃子だよね」 友人と蒲田で食事をすることになり、どこがいいかなあとネットで探していたら「餃子」「ラーメン」「定食」「焼肉」と、カジュアルでボリューミーなキーワードの嵐。中でも餃子を売りにしている飲食店が多く...
器屋さんで見つけると、ついつい立ち止まって手に取ってしまう豆皿。かわいい、集めたい。でも、うまく使えなさそうだから……と結局買うのを諦めるばかり。 そろそろ勇気を出して買いたい、という気持ちを込めて遠藤文香さんの書籍『豆...
読書とは本を読むことではあるが、実際はそれ以外にもいろんな意味をはらんでいるように、私は思う。読むだけでなく、そこから何かを感じ取ったり、学びを得たり……つまり、本を読むことから得られる体験すべてを指すのではないか。 小...
語源をたずねると、「ことば」が身近になる。語義の変化を知ると、「ことば」の豊かさを実感する。 『ことばの道草』 ふらっと立ち寄った古本屋さんで見つけた『ことばの道草』。岩波書店辞典編集部が編集した本で、『広辞苑』から集め...
30代に突入し、「時を置いた再読」をする機会が増えた。短期間で何度も読むのではなく、10代の頃などかなり前に読んだものを「どれ、久しぶりに読むか」と読み返すほうである。 時を置いて再読した本は、たまたま手に取ったものもあ...
料理家・有元葉子さんのエッセイ『毎日すること、ときどきすること。』では、彼女が日々行っているルーティンや小さなこだわりが掲載されている。中でも料理やキッチンに関するアイデアで、気になったものを記録しておく。 スキマ時間を...
コッペパン。名前を聞くだけでノスタルジーを感じる。子どもの頃から何百回と食べてきたであろうそれは、今もなお、個人的に好きなパンランキングの上位に君臨している。 だから私が『コッペパンの本』に一目惚れし、即座にレジに向かっ...
初めて伺ったレストランで、なぜか懐かしい匂いがした。不思議に感じたが、しばらくして「ああ、これは実家と同じだ」と気づいた。両親が営むレストランで何度も嗅いだことのある、飲食店の独特な匂い。 それは、具体的に何の匂い、と断...
浅草の老舗ベーカリー『ペリカン』。同店の食パンをふんだんに使った料理が食べられる直営店が『ペリカンカフェ』である。先日、ランチにお邪魔した。土日は結構待つ印象があるけれど、平日のお昼すぎに伺ったら、サクッと入ることが出来...
中華料理と言えば、中華鍋とスパイス、たっぷりの油、そして勢いのある強火でザッと豪快に炒めるイメージ。ところが、料理家のウー・ウェンさん著『料理の意味とその手立て』によれば、それは飲食店の味であり、家庭ではもっとシンプルで...