「BRUTUS」2019年1月15日号「危険な読書」。新たな読書沼を開拓する
読書にはさまざまな効能がある。癒し、発見、知的好奇心の充足……感じる効能は十人十色だろう。しかし、ひとたび沼に落ちてしまうと、どこまでも貪るようにページをめくってしまうこともあれば、やらなければならないことをさておいて、...
読書にはさまざまな効能がある。癒し、発見、知的好奇心の充足……感じる効能は十人十色だろう。しかし、ひとたび沼に落ちてしまうと、どこまでも貪るようにページをめくってしまうこともあれば、やらなければならないことをさておいて、...
町の本屋は、たくさんのことを教えてくれる。小さい頃から地元の本屋はよく通っていたし、現在の東京の家も、近所に好きな本屋さんがいくつかあって、それが住む理由の一つにもなった。 “三重を刺激する大人のローカル誌”こと『NAG...
『映画の中の女たち』は、著者・亀石みゆきさんが好きな映画の感想をイラストとともに文章にまとめた一冊。タイトルの通り、映画に登場する女性をメインに解説している。国内だけでなく、中国やサウジアラビアなど、多様な作品がまとめら...
みのわようすけさんのショートショート集『よくねたパン』を読んでいると、夢と現実の境目が揺らいでいって、不思議な感覚に陥る。これは本当の話? それともフィクション? わからない、でも、面白くてついつい笑ってしまったり、感心...
『英国一家、日本を食べる』は、トラベルジャーナリスト・フードジャーナリストとして知られるマイケル・ブース氏が日本全国を旅しながら和食を楽しみつくす過程が綴られた一冊。和食の良さがまったくわからなかったブース氏がみるみる和...
京都って実は、相当チョコレート激戦区ではないだろうか。有名なチョコレートショップが多く、しかもどれも個性的。抹茶など京都ならではの食材を使っていることもあり、興味深い。 少し前になるが、祇園にある『加加阿(カカオ)365...
第8巻はやはり、主人公・麻里子と会社の後輩・菅谷のもどかしい関係が見どころ。付き合っていた高浪さんと別れて気分が落ちている麻里子を、菅谷が朝食に連れていくシーンが好きだ。 菅谷が好きだと気づきつつも、新しく会社に入ってき...
『いつかティファニーで朝食を』の第7巻では、主人公・麻里子は恋愛に振り回され、大好きな朝食もあまり食べられずにいる。しかし、出張や友人たちとの旅行で、久しぶりの朝食を満喫することに。少しずつ自分を取り戻していく彼女に、こ...
第6巻では、主人公・麻里子の朝食事情に変化が。台湾で偶然出会った高浪さんと付き合うことになったが、高浪さんの夜遅い時間の生活に合わせるにつれ、朝食を楽しむことが難しくなっていく。そしてついに、きみちゃんや菅谷との朝食会に...
『いつかティファニーで朝食を』第5巻。今まで通り、個性豊かな朝ごはんが登場するほか、典ちゃんがニューヨーク留学を決めたり、リサが恋人・米谷くんの両親にあいさつに行ったりと、本編も大きく進んでいる。相変わらず楽しく読んだの...